足立佳奈「今日好き」夏休み編を飾る切なラブソングをリリース!

足立佳奈「今日好き」夏休み編を飾る切なラブソングをリリース!

足立佳奈「今日好き」夏休み編を飾る
切なラブソングをリリース!

"今日好き"テーマソングは切なラブソング!

──なんか声がまた大人っぽくなりましたね!?
足立佳奈:ありがとうございます(笑)。

──リリースの度に"また大人っぽくなったなぁ"と思うんですけど、ご自身でも感じることってあります?
足立佳奈:意識をしてちょっとずつ力を抜いて、なにか状況を自分で思い浮かべながら変えたりはしています。

──なるほど、じゃあ曲によってまた変わってくる感じ。
足立佳奈:そうですね。

──今作『ひとりよがり』の中で、歌ってて1番気持ちいいフレーズってどの部分になりますか?
足立佳奈:「忘れない 忘れられない」のところが結構感情こもりやすいかなと!

──必聴ですね!『ひとりよがり』はAbemaTVの「今日、好きになりました。夏休み編」のテーマソングということですが、書き下ろしのような形で書かれたんですか?
足立佳奈:はい。今回もテーマソングにまた選んでいただいたということもあって、夏休み編なので夏の終わりの切ないラブソングにしたいなと思って、そういうテーマの曲を作りました。
ひとりよがり 歌詞 「足立佳奈」
https://utaten.com/lyric/mo19072201
──夏と恋愛は濃く結びつくものだと思いますが、切なくさせたかったんですね。
足立佳奈:はい。いつもキュンキュンした可愛らしいラブソングが多かったので、そうじゃないところで同じラブソングでも違った角度からアプローチできたらいいなと思って作りました。

──曲制作はどのように進められたんですか?
足立佳奈:今回は共作させていただいたCarlos K.さんにテーマをお伝えして、曲を作っていただいて。そのあとに「ここのメロディちょっと変えたいです」ていうことだったり「このギターの音ちょっとこういう音にしたいです」とか、アレンジの部分を一緒に作っていった感じです。

──ギターの音ひとつをとっても、こだわりが詰め込まれたような。
足立佳奈:私もまだわからないところが多くて。色々な大人の人の意見を聞いて、こういう音にするとこういう雰囲気になるしっていうのもまた勉強させてもらいながらできました。

──それは今作で足立さんの意識が変わってきた部分も?
足立佳奈:そうですね。丁寧に作るといいますか、もっともっと色々な人の意見を聞きながら自分の意見を最後にふまえて完成させるっていうのは今までにあんまりなかったやり方で。
今までは即興というか1日で完成させちゃうようなものの作り方だったので、それはちょっと違いますね。

──感覚的に作られることが多かったけど、理論的にも曲を作れるようにというような。
足立佳奈:そうですね!

──歌詞を書くにあたって、はじめに決まったフレーズというか、そこがフックになって広がっていったような歌詞ってありました?
足立佳奈:「まだ終わらないで夏」とか、サビ前のフレーズはみんなで「それいいね!」っていう風になりました。

──「まだ終わらないで夏」と「連れていかないで夏」ですね。詩的でエモいフレーズですけど、この夏を擬人化したような言葉がサビの前に来ることでサビの切なさが増します。
足立佳奈:1番では主人公の「僕」が好きな女の子と海辺で夏祭を楽しんでいて、手を繋いだりとか色々あって。幸せな時間を過ごしたけど「砂に残る足跡」を見て「まだ終わらないで夏」って思うんですよね。
でもサビで「会いたいな 何度でも 会えないの? もう二度と」って歌っているように、夏が終わったらもう会えなくなっちゃうんじゃないかって薄々感じながら彼女と過ごしていて。

──2番になって少し状況や気持ちに進展があるような。
足立佳奈:2番に入って「君と過ごせる僕は幸せものです いつか終わりがくると分かっているのに また明日って その笑顔」って歌っているんですけど、彼女は僕が好きなことを知らないから友達のように「じゃーねー!また明日ねー!」って言うけど、いつか終わりが来るんだっていうのを僕は分かっていて。僕にとっては夏が彼女を連れて行ってしまうような感覚だから「連れていかないで夏」という表現にしました。
1番に出てきた「砂に残る足跡」が2番では「波が消した足跡」になっていたり、そういう対比も歌詞から感じて欲しいです!

──エモーい!どうして夏の恋って夏と一緒に終わっちゃう感じ、あるんですかね。
足立佳奈:そんなイメージありますよね。「連れていかないで夏」の後の歌詞は、もう彼女がいなくなってしまってから心で想っているっていう設定で歌っています。

──なるほど。最後の一言がまた切ないですよね…
足立佳奈:最後の「君と過ごせて幸せでした」っていうのは、ちょっと大人な恋だったから、諦めてはいないし彼女のことは想っているけど、もうこれ以上は追わないっていう決意も込めた言葉なんです。

──切ない!!!タイトルについてですけど、『ひとりよがり』ってだいぶ卑下しているような感じもあるなぁと思ったんです。このタイトルはどういう意図でつけられたんですか?
足立佳奈:全体の歌詞を見て、この主人公の男の子は彼女のことを追い続けないっていう控えめな子でもありつつ、でも、色々なことを願って自分のことを客観的にみてサビのところで「バカみたいだな」って思ったりとか、そうやって行ったり来たりしているその姿がちょっと『ひとりよがり』じゃないかなって思って。

──『ひとりよがり』の歌詞から、足立さんが1番気に入ってるフレーズを教えてください。
足立佳奈:もちろん「まだ終わらないで夏」とかは好きだったりするんですけど、サビの終わりのほうの「このまま時が止まればいいのに」のメロディと、その歌詞のハマり具合が好きです。

──レコーディングに関して、印象に残っていることってありますか?
足立佳奈:スタジオというよりか、Carlos K.さんのご自宅で普通にみんなで話しているところを録らせてもらったっていう感じで、今までにないスタイルでのレコーディングでした。

──Carlos K.さんとは他の楽曲でもご一緒されていますし、分かりあえている仲で、尚且つお家での収録ということでリラックスした状態でレコーディングできたという。
足立佳奈:はい、そうですね!

──『ひとりよがり』がテーマソングになっている番組「今日、好きになりました。夏休み編」は出演者の恋愛発展していくところを見ていくような番組ですよね。足立さんが期待している恋愛の展開とか、こういうの見たいな~っていうようなシーンとかってあります?
足立佳奈:シーンでいうと、やっぱりバーベキューとかみんなでして、男の子が活躍して女の子がキュンとするみたいなのは王道なものなのかもしれないですけど、ちょっとみんなの様子見てみたいなとは思います(笑)。

──いいですね〜。バーベキューは男女で役割分担をする印象ですが、足立さんご自身は調理や焼く作業をやりたいタイップですか?
足立佳奈:みんなひとそれぞれ焼き方にこだわりがあると思うんですけど、私は自分でやりたい派ですね。私はレアが好きなんです(笑)。

──こだわりの焼き方も披露しながら楽しむバーベキュー、いいですね。
足立佳奈:はい!それが1番いいです。

ゆりやんレトリィバァの恋をイメージして…
──続いて、『恋する気持ち』の制作についても聞かせてください。
足立佳奈:2曲目の『恋する気持ち』(のメロディー)は私が作っていないんですけど、元々曲があって。その曲が「恋する肌キュン」のテーマソングに決まって、じゃあそのために歌詞は私が書きます!っていうことで歌詞を書かせてもらいました。

──歌詞をCMのストーリーに寄せられたということですね。
足立佳奈:そのWebCMが、ゆりやんレトリィバァさんが主人公としてでていらっしゃって、高校生のゆりやんさんが軽音部に新入生として入って先輩に恋をするっていう。先輩に恋する中であんまり好きな気持は素直に言えないけど、でも肌ラボの商品を使って綺麗になって頑張るっていうストーリーなんです。

──そういう部活内恋愛とか、学生時代に足立さんご自身憧れを持ったりされませんでした!?
足立佳奈:高校のときはたくさんそういう子がいたので「いいな~キラキラしてるな~」っていう憧れの目で見ちゃいました(笑)。

──キラキラしてますよね!わかります。でも歌詞を見ると、この女の子はちょっと自信がないようですね。
足立佳奈:そうですね。2番では嫉妬してたりとか、好きな人が放課後違う女の子と歩いてて「私ダメだろうな」とひとりつぶやいてみたりとか。そういうのも実際にみんなあるんじゃないかなって思いながら書いていました。

──この恋の行く末が気になります!! CMではその進展まで見られるんですか?
足立佳奈:見れる予定です!春夏秋冬って1年を通してストーリーがあるような。

──ゆりやんさんがどんな感じで演じられるのかも楽しみですね。
足立佳奈:とっても素敵ですよね!

──今作のようにタイアップなどのテーマがあって、それにそった曲を書く作業ってたくさんされてきたと思うんですけれども、書き下ろしは得意分野になってきたような感触はありますか?
足立佳奈:ストーリーがあると私も想像できるので、タイアップの曲のほうが作りやすさはありますね。

──そういう曲づくりって、ご自身が経験したことというかご自身と重ねる部分がある方が書きやすかったりもするんじゃないかなぁと。
足立佳奈:自分で結構普段壁を作りがちで、挑戦をしようと心では思っていてもなかなかしなかったりするので、そういうところで今後の課題ではあるんですけど(笑)。やっぱり自分が感じたことのある気持ちはすっと歌詞が出てくることもありますね。

20歳を迎える足立佳奈
──『ひとりよがり』が切ないラブソングで、『恋する気持ち』は恋を楽しんでいるような楽曲になりましたが、『ふたり』は他2曲とのバランスを見て制作を進められてたような?
足立佳奈:『ふたり』は片思いの歌ではないようにしたいなと思って。テンポもちょっとこの2つとはまた違ったテンポ感で、大切な人がいる前提のストーリーの歌を作りたいなと思って作りました。

──そんな3曲をひっさげてのライブを予定されているとか?
足立佳奈:そうですね。8月の30日にデビュー2周年記念ライブをさせてもらうので、そこでこの曲もやりつつ、あとはやっぱり『HOME』っていうタイトルをつけさせてもらったので、楽しさはもちろんなんですけど、温かみのある、そして感謝の気持ちをこめたライブができたらなと思います。

──マイナビBLITZ赤坂でのワンマンは初めて?
足立佳奈:初めてです。今まで自分がやらせてもらった会場では1番大きいワンマンで。

──自身最大規模の会場での2周年ライブ、おめでとうございます!
足立佳奈:ありがとうございます!

──そして足立さんは今年20歳を迎えられるということですが、20歳の抱負は?
足立佳奈:話の聞ける人になりたいですね(笑)。私結構自分の主張が激しくて、なげやりなところが。例えばオヤジギャグをパッと言ったら満足しちゃってそのまま人の話を拾わないとか(笑)。人の話を聞かなくてよく忘れてたりとかあるので、話を聞ける人になりたいですね。

──20歳になったタイミングでお母さんに感謝を伝えたりとか、成人式のタイミングでもきかっけになりそうですが。
足立佳奈:どうなんですかね(笑)。でもおじいちゃんおばあちゃんにはすごく感謝していて。

──いやいや、お母さんにも(笑)。
足立佳奈:お母さんも感謝はしているときもあるんですけど、でもやっぱり距離がまだまだ近い。東京にでてきても週に1回は東京に来たりするんで、そうするとありがたさというよりは、ちょっともう来なくていいよって思っちゃう自分もいたりして(笑)。あんまり人には言えないんですけど(笑)。

──全然素直じゃないですね。相変わらず(笑)。
足立佳奈:はい(笑)。

──2周年ライブに『HOME』っていうタイトルもつけているし、お母さんにも本当に感謝を伝えてってほしいなと思います(笑)。ぜひインタビューを見てくださった皆さんにも、今作を聴いてライブにも足運んでいただいてほしいなと思うんですけど、最後にインタビューを見てくださった皆さんに一言お願いいたします。
足立佳奈:今回の8月21日にリリースする『ひとりよがり』はいつもとは違ったちょっと切ないラブソングなので、今まで聴いてくださったみなさんとはまた別のみなさんも共感できるところがあると思うので、ぜひ聴いてほしいなと思います。
そして8月30日、これをリリースして1週間後くらいにワンマン2周年記念ライブがあるので、そちらも楽しみに待っていて下さい。

──はい!ありがとうございます!
足立佳奈:ありがとうございました!
TEXT&PHOTO 愛香
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