yukaDD(;´∀`)、関係者限定ライブ
で魅せたソウルフルなステージ
Photography_Nozomi Nakajyo
Text_Ryutaro Kuroda
Edit:Miwo Tsuji
EXILEやJUJUのヒット曲を手掛けるなど、数多くの実績を誇る音楽プロデューサー・Jin Nakamura主催のオーディションで見出されたシンガー・yukaDD(;´∀`)。メジャー1st シングル『Carry On』は、ロサンゼルスでレコーディング。2020年1月にワーナーミュージックジャパンからデビューし、今年5枚のシングルを発表。「Carry On」が映画『シグナル100』の主題歌になったこともあり、既に耳にしているリスナーもいるだろう。来年以降、本格的に表舞台へと飛び出すことが期待される新鋭だ。
「Bubble Up(Chinese Ver.)」で始まったこの日の編成は、ドラム、キーボード、マニュピレーター、そしてふたりのダンサーの含めた計6名。鍵盤が軽やかにメロディを奏で、緩急自在のドラムがダイナミズムを生み出す中、ダンサーふたりが楽曲の景色を演出。その中央でyukaDD(;´∀`)が強烈な存在感を見せていく。ミステリアスかつ壮大な「Bubble Up(Chinese Ver.)」は、迫力のある歌唱力を持った彼女の真骨頂だろう。上昇志向と闘争心を歌うその曲は、将来への決意表明のようでもある。
ここで一旦ダンサーふたりは舞台を後にし、ピアノの音だけでクリスティーナ・アギレラの「Beautiful」をカバー。静けさを際立たせる鍵盤の音色が、逆説的に彼女の声の持ち味を引き出していたように思う。アギレラの歌に心を打たれ、歌手の道を志したというyukaDD(;´∀`)。Jin Nakamuraも、オーディションで聴いたこの曲で衝撃を受けたという。まさに彼女の道しるべとなるような楽曲である。
「グラミー賞を獲れるポテンシャルを持ったアーティストを探していた」というJin Nakamuraが認めた原石、yukaDD(;´∀`)。彼女がこれからどんな活動を見せていくのか、是非注目していたい。
<セットリスト> M1. Bubble Up(Chinese Ver.) M2. HIGH SCHOOL FUNK!!! M3. Beautiful(クリスティーナ・アギレラ カバー) M4.Superhero(Japanese Ver.)
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。