【手越祐也 インタビュー】
みんなに自分自身の人生を
大事にしてほしいと思った
死ぬ時に後悔するような
人生は送りたくない
そんな常に違う表情を見せてくれた曲たちが一枚にパッケージされた、待望の1stアルバムもリリースされますね。
6カ月連続配信の楽曲は僕がソロとなり、“こういう活動がしたい!”という決意表明の曲たちだったんです。それをさらに広げたのが、このアルバムなんですね。収録曲全ての味つけが違いますし、この先に行なわれるツアーを想像しながら作りました。その流れでタイトルは“新境地”や“新開拓”という意味を持つ“NEW FRONTIER”とつけました。
まさに、今の手越さんを表す言葉ですよね。
ありがとうございます。この2年、コロナ禍となりエンタメがストップしたり、飲食店がダメージを受けたりと、ネガティブなことがたくさんありましたよね。でも、そこで立ち止まっていたら心も体もダメになってしまうので、できるところから動かしていきたいと思ったんです。そんな想いも込めた、今の僕ができる120パーセントを出したアルバムとなりました。
手越さんを見ていると、本当にポジティブで圧倒されます。そのポジティブの源はどこにあるのでしょうか?
子供の頃から好奇心が旺盛でしたね。両親が“やりたいことは何でもチャレンジしなさい”と言ってくれていたんですよ。でも、“これをやりなさい”とは一度も言われたことがないんです。今思うと、自分発信のものは失敗したら全部自分の責任ですし、原因は自分にあるんですよね。その逆もあって、成功すれば全部自分に返ってくるんです。そういう教育を受けて育ったからこそ、今の自分があると思いますね。
責任を全て自分で負うということは、すごく大事なことですよね。
そうですね。それに、これまで何度も海外に行って、それこそ富裕層の人だったり、発展途上国で電気もない村の人と接することがあったんです。新聞紙をグルグル巻きにしたものをボールにしてサッカーをする子供たちとも出会ったし。その上で、食事にしても、環境にしても、優れている日本が大好きになったんです。それに、本当にいろんな情景や風景を見てきたからこそ、何か大変なことがあってもあまり悩むことはないんですよ。本当に大変な人はもっといるし、すごい人たちもたくさんいるから、僕ももっと頑張らないといけないと思うんです。芸能界を含め、今までたくさんの景色を見させていただいたからこそ、対処法も分かるというか。僕はターミネーターではないので、斬られたら痛いし、刺されたらつらいけど、それを注意する方法や受け流す方法を知っているんです。だからこそ、ポジティブでいられるのかもしれないですね。
手越さんのようにポジティブになりたいと思う人たちに、どんな言葉をかけてあげたいですか?
何かをやりたいと思ったなら、もう片っ端から手を出すべきだと思います。せっかく“やりたい!”と思ったことを、今やらないでいたら、10年20年経った時にものすごく後悔すると思うんですよ。僕の人生のモットーが“今死んでも、明日死んでも、楽しかったと思える人生を送る”とうことなんです。毎日思いきり好きなことをしていれば、いい人生だったって思えるはずなんですよ。なので、みなさんも毎日を思いきり楽しんでください!
撮影:江隈麗志/取材:吉田可奈
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