アップアップガールズ(仮)の心肺能
力はプロレス王者クラス!

 そんなアプガの身体能力に、人気プロレスラーのオカダ・カズチカと外道がお墨付きを与えた。これは7月14日に行なわれたオカダ・カズチカの公開練習におけるひとコマで、新日本プロレスの公式サイトにその模様が掲載されている。
 オカダ・カズチカと言えば、5月3日の防衛戦に敗れるまで1年以上にわたってIWGPヘビー級王者を保持していた、新日本プロレスの実力者。191cmの巨体ながら身軽さも併せ持ち、ブシロード『バディファイト』のテレビCMでもおなじみの人気プロレスラーだ。

 14日の公開練習でオカダは、肺を広げるための呼吸筋を鍛えることができる高機能マスクの「ReBNA呼吸マスク」を着用。これは吸気を強制的に鼻呼吸に限定し、さらにバルブで呼吸抵抗を調整することにより、負荷を高めるという代物である。

 この公開練習に同席した外道は、最も呼吸抵抗が小さいノーマルタイプのバルブを装着。それでも外道は呼吸のしづらさに頭がクラクラしてしまったという。

 これに対してオカダ・カズチカは、5段階中で最もハードな白いバルブを装着。このバルブは一般には市販されておらず、ごく一部の認められたアスリートや登山家などにしか提供されていない限定品である。しかもオカダは最初からこの白いバルブを用いているとのことで、心肺能力の高さは計り知れない。
 そんな最上級バルブが、アップアップガールズ(仮)にも提供されているというのだから驚きだ。「ReBNA呼吸マスク」の使用に際しては、ノーマルタイプのバルブから始めて、トレーニングの段階に応じて徐々に呼吸抵抗を増やしていく必要がある。アプガは最近、最上級の白バブルに付け替えたのだという。

 これにはノーマルタイプのバルブで苦しむ外道も思わず、「すげぇなぁ~、アップアップガールズ(仮)」と感心した様子。いっぽうでオカダは、そんな外道に対して「外道さんはアップアップガールズ(仮)以下ってことですよ(笑)」と、逆説的にアプガのスゴさを称賛してみせた。

 なお、アプガが挑む富士登山では、約3割の登山者が急性高山病の症状を見せると言われている。しかも山頂の気圧は平地の3分の2以下であり、必然的に空気が薄いため、ここでライブを行なうのは肉体的にかなり困難だ。

 そんな苦行に挑むアプガ。アイドルの水準を超えた鍛え抜かれた心肺能力で見事、前代未聞の富士山ライブを成功させてほしいものだ。

■アップアップガールズ(仮) | 公式サイト

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