ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系)で青山健心役を演じる鈴木康介(C)エンタメOVO

ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系)で青山健心役を演じる鈴木康介(C)エンタメOVO

【インタビュー】ドラマ「持続可能な
恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」
鈴木康介 後輩インストラクター・青
山健心役で登場「両親のような夫婦に
憧れます」

 上野樹里が主演するドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(毎週火曜日午後10時からTBS系で放送中)。本作は、ヨガインストラクターの沢田杏花(上野)と辞書編纂者の父・林太郎(松重豊)が、父娘でダブル婚活をスタートさせ、人生の再チャレンジに挑む姿を通して、現代の結婚観を描くラブストーリー。杏花が働くヨガスタジオの後輩で、ヨガインストラクターの青山健心役を演じる鈴木康介に、本作の魅力や撮影時の思い出、さらには、自身の結婚観について聞いた。
-ご自身の役柄について教えてください。
 主人公の沢田杏花が働くヨガスタジオの後輩インストラクター役で、杏花には基本的には敬語で話しますが、時に友達口調で話すなど、キャラクターとしては、人の懐に入るのがうまい、かわいい後輩です。
-出演が決まったときの気持ちは?
 TBSのドラマに出演することが目標の一つでしたので、マネジャーさんから「決まったよ!」と連絡が来たときは、とてもうれしかったです。同時にクランクインまで時間がなかったので、短時間で役作りができるのかと焦りも感じました。また、両親へ報告したときはとても喜んでくれて、母が「うれしい、楽しみが増えたよ」と言ってくれました。
-今回、演じる上で心掛けたことはありますか。
 僕は健心ほどテンションは高くないので、自分の3倍ぐらいはある健心のテンションや、表情の明るさを特に意識しました。杏花をいじったり、突っ込まれたりすると、健心はどう感じてどう表現すればいいのかをよく考えました。難しいなと感じることもありましたが、芝居は楽しいと感じました。
-脚本を読んで感じた本作の見どころは?
 本作は結婚観や婚活がテーマになっています。現在のコロナ禍では男女の出会いが難しいわけですが、母・妻を亡くした親子がダブル婚活する様子が面白く描かれています。僕が面白いと思うのは、杏花と林太郎の親子が2人で婚活パーティーに参加するシーンで、これは必見です。
-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。共演者とのエピソードがあれば教えてください。
 撮影は、同じインストラクター役のMIKAKOを演じるゆりやんレトリィバァさんと上野さんの3人ですることが多かったです。現場でゆりやんレトリィバァさんが盛り上げてくれたので、とても明るい雰囲気の中で撮影させていただいています。
-これまでを振り返って転機になった作品や役どころは?
 やはり、初めてのドラマ出演で田山真一郎役を演じた「赤ひげ2」(09・NHK)が、自分の中の軸になっています。芝居に関して右も左も分からない中、主演の船越英一郎さんをはじめ、中村蒼さんや前田公輝さんから芝居というものを一から学ばせていただきました。特に船越さんからは、芝居から、カメラの画角や立ち位置までを教えていただき、中村さん、前田さんからは、撮影現場での在り方などについて教えていただきました。しかし、それからいろいろな現場を踏むと、「教えてくれる人なんていないんだな」と気付き、「赤ひげ」の撮影での学びはとても貴重だったと思いますし、これから先も一生忘れてはいけないのだと、自分の中の教科書のように思っています。
-休日はどうようにして過ごしてますか。
 休日はジャンルを問わず映画を見ています。鑑賞してはせりふをまねして発声してみたりしています。そのほかは、テレビで野球観戦したり、台本の読み込みが遅いのでたくさん読み込んでます。時には100回ぐらい読んでいることもあります。完璧主義ではないのですが、読み込みをやらないと緊張してしまうので、「もういいでしょ!」と思うぐらい読んでいます。あとは、コロナ禍の前までは、温泉に行ったり、サウナが好きなのでよく行ってました。今は自宅の風呂場でサウナスーツを使って擬似サウナを楽しんでリフレッシュしています。
-いつか共演してみたいと思う俳優はいますか。
 一番憧れているのは市原隼人さんです。僕が俳優になりたいと思ったのは「ROOKIES」(08・TBS系)の市原さんを見て勇気をもらったことがきっかけでした。特に市原さんのコメディーでの芝居に憧れており、いつか共演させていただきたいです。
-本作は婚活がテーマになっていますが、結婚観について教えてください。
 中高生の頃、結婚は、何となく24歳頃かなと思っていましたが、24歳になってみると、「まだまだだな」と思います。現在、父と母は2人でよくデートに行っているらしいのですが、両親のような、仲がいい夫婦に憧れます。また、本作にも出てくる結婚相談所は、コロナ禍ということもあり、利用しなければ出会いの数は限られてしまうのだと思います。まだ、使ったことはありませんが、もし、使うなら役作りのために、いろいろな職業の人から話を聞いてみたり、そんな使い方をしてみたいです。
-最後に、ファンに向けて一言メッセージをお願いします。
 いつも 応援していただきありがとうございます。コロナ禍でつらいこともたくさんありますが、僕も皆さまからの応援メッセージで元気をもらっているので、芝居や映像を通して恩返しができるように日々頑張っております。今秋、「赤ひげ4」も放送予定ですのでぜひご覧ください。よろしくお願いします!
(取材・文・写真/櫻井満)
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