ブシロード、
15周年記念ライブで声出し解禁!
発表記者会見をレポート!
木谷社長の独占インタビューあり
10月21日(金)、『「ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム」緊急会見』が行なわれ、ブシロード代表取締役社長・木谷高明、声優・三森すずこが登壇。11月13日(日)に埼玉・ベルーナドームで開催される『ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム』に三森が正式に出演決定したことと、イベントでの観客の声出しがOKになることが発表された。本稿では記者会見の模様を木谷氏への独占インタビューを交えて、お届けしよう!
“お久しぶりです。元気です! 長らくお待たせしましたが、正式に出演することが決まりました。いよいよ復活です!”と明るい表情でコメントした三森。彼女が出演するのはスタァライト九九組とミルキィホームズ(以下、ミルキィ)のステージで、九九組としては2月6日(日)に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで開催された『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」オーケストラコンサート』以来、ミルキィとしては2019年1月28日(月)に東京・日本武道館で開催された『ミルキィホームズ ファイナルライブ Q.E.D.』以来とのこと。
“声出し”という部分に関して“みんなの声援があると、自分の力が100%以上出せてテンションがあがるもの。最近デビューしたばかりで、声出しのライブを経験したことのないユニットの子たちもいて、そういう子たちにはぜひ“声援”というものを体験してほしい”と若手への気づかいを感じさせつつ、自身としても“ウズウズしますね。すごく楽しみです!”とコメント。
“声出し”という部分に関して“みんなの声援があると、自分の力が100%以上出せてテンションがあがるもの。最近デビューしたばかりで、声出しのライブを経験したことのないユニットの子たちもいて、そういう子たちにはぜひ“声援”というものを体験してほしい”と若手への気づかいを感じさせつつ、自身としても“ウズウズしますね。すごく楽しみです!”とコメント。
木谷氏はキャパシティーの50%を下回る状況を鑑み、ベルーナドームなど関係各所と協議を行い、実施の許可を得たことを説明。“ブシロード15年の節目となる記念すべきライブ。大成功させて、アフターコロナの幕開けとなるようなライブにしたい”と語り、三森も“15周年のお祭りをみんなで楽しみたい!”と歴史的な一日へ意欲を見せた。
「ブシロード15周年記念ライブ
緊急会見」
【代表取締役社長・木谷氏
インタビュー】
――15周年ということで、振り返ってどういう道のりでしたか?
「決していばらの道というわけではなかったけど、大変は大変でしたよ。最初にやろうとしたこと(メディアミックス作品の立ち上げ)自体がかなり変わっていたことだったし、僕も海外事業のためにシンガポールで3年暮らしたりしたけど。でも、いろいろ自由に好きなことをやってきたかなと思います」
――いろいろなプロジェクトを立ち上げた中で転機になったものは?
「最初は『ヴァイスシュヴァルツ』というカードゲームで、これが今でもブシロードの根幹として人気です。あとは、2011年に『カードファイト!! ヴァンガード』というオリジナルカードゲームを売り出した時は、かなり大規模な宣伝をして一気に販路を広げることに成功しました。その後は、2017年にスマートフォン向けゲームとアニメがスタートした『BanG Dream!』で、ライブ自体は2015年からやっていました。これらがブシロード本体として結構、勝負を懸けたポイントになります。あとは、2012年に新日本プロレスを子会社化し、自分がオーナーになったこと。3年前にオーナーになったSTARDOMも、今は結構きてますね。ライブに関しては当初から『ブシロードカードゲームLIVE』と銘打って開催してきて、大きなものとしては2014年の『ミルキィホームズ&ブシロード7周年記念ライブ in 横浜アリーナ』、2017年の『ミルキィホームズ&ブシロード10周年&スクフェス4周年記念ライブ in 横浜アリーナ』になります」
――今、声優が表に出てライブなどを行なう活動の先駆けになったのかと。
「もともとアーティスト活動などされていた声優さんはいらっしゃいましたけど、作品と結び付けて、キャラクターとしてライブを行なうというスタイルは、うちが早かったかもしれません。20年くらい前までは声優さんがアニメキャラクターの衣装を着て歌ってくれるなんてことはあまりなかったので、それをやった『ミルキィホームズ』はかなり先駆けになったんじゃないかと思います。その流れがそのまま『ラブライブ!』に引き継がれ、今や多くの作品がそういったライブを開催するようになりました」
――今後、やっていきたいことはありますか?
「次の新しいことは考えていますよ。まだ実行には移せていませんけど。常に新しいことをやっていきたいのでね。そこは楽しみにしていてほしいです」
――今回の声出しも、その新しいことの一環だと。
「はい。アニメ業界では初ですから。それは我々に与えられた役割なのかなと思っています」
――条件が揃ったということ以外も、声出し解禁に向けて背中を押したものはありましたか?
「いえ、条件が揃ったから。それが全てです。だって、ずっとやりたかったわけですよ。ライブに限らず舞台でもプロレスでも。いつでもやりたかったけど、条件が叶えられるライブがなかったということです」
――先頭を切ってやるのは勇気がいりますよね。
「やるなら先頭を切ってやらないと。誰かが先にやってくれれば自分も追従できるのですが、最初は慎重を期して、社会がどういう反応を示すのか様子を見たい人もいるわけで。だからこそ、各所のご理解・ご協力をいただき、わりとすんなりことが運んだ部分もあります。ただ、何でも否定から考え始めてしまうのは、日本人的なネガティブ思考で悪い癖だと思う。今は特に円安というのもあって、日本はダメだみたいな空気になっているから」
――だからこそ、声出し解禁という希望的なニュースをブシロードが率先して発信していこうと。
「そうです。こういう時こそ大チャンスですから」
――歴史に残る一日になりそうですね。
「そうしたいです。ここからどんどん声出しライブをつないでいきたいです。来年はマスクもなしでやりたいですよね」
「決していばらの道というわけではなかったけど、大変は大変でしたよ。最初にやろうとしたこと(メディアミックス作品の立ち上げ)自体がかなり変わっていたことだったし、僕も海外事業のためにシンガポールで3年暮らしたりしたけど。でも、いろいろ自由に好きなことをやってきたかなと思います」
――いろいろなプロジェクトを立ち上げた中で転機になったものは?
「最初は『ヴァイスシュヴァルツ』というカードゲームで、これが今でもブシロードの根幹として人気です。あとは、2011年に『カードファイト!! ヴァンガード』というオリジナルカードゲームを売り出した時は、かなり大規模な宣伝をして一気に販路を広げることに成功しました。その後は、2017年にスマートフォン向けゲームとアニメがスタートした『BanG Dream!』で、ライブ自体は2015年からやっていました。これらがブシロード本体として結構、勝負を懸けたポイントになります。あとは、2012年に新日本プロレスを子会社化し、自分がオーナーになったこと。3年前にオーナーになったSTARDOMも、今は結構きてますね。ライブに関しては当初から『ブシロードカードゲームLIVE』と銘打って開催してきて、大きなものとしては2014年の『ミルキィホームズ&ブシロード7周年記念ライブ in 横浜アリーナ』、2017年の『ミルキィホームズ&ブシロード10周年&スクフェス4周年記念ライブ in 横浜アリーナ』になります」
――今、声優が表に出てライブなどを行なう活動の先駆けになったのかと。
「もともとアーティスト活動などされていた声優さんはいらっしゃいましたけど、作品と結び付けて、キャラクターとしてライブを行なうというスタイルは、うちが早かったかもしれません。20年くらい前までは声優さんがアニメキャラクターの衣装を着て歌ってくれるなんてことはあまりなかったので、それをやった『ミルキィホームズ』はかなり先駆けになったんじゃないかと思います。その流れがそのまま『ラブライブ!』に引き継がれ、今や多くの作品がそういったライブを開催するようになりました」
――今後、やっていきたいことはありますか?
「次の新しいことは考えていますよ。まだ実行には移せていませんけど。常に新しいことをやっていきたいのでね。そこは楽しみにしていてほしいです」
――今回の声出しも、その新しいことの一環だと。
「はい。アニメ業界では初ですから。それは我々に与えられた役割なのかなと思っています」
――条件が揃ったということ以外も、声出し解禁に向けて背中を押したものはありましたか?
「いえ、条件が揃ったから。それが全てです。だって、ずっとやりたかったわけですよ。ライブに限らず舞台でもプロレスでも。いつでもやりたかったけど、条件が叶えられるライブがなかったということです」
――先頭を切ってやるのは勇気がいりますよね。
「やるなら先頭を切ってやらないと。誰かが先にやってくれれば自分も追従できるのですが、最初は慎重を期して、社会がどういう反応を示すのか様子を見たい人もいるわけで。だからこそ、各所のご理解・ご協力をいただき、わりとすんなりことが運んだ部分もあります。ただ、何でも否定から考え始めてしまうのは、日本人的なネガティブ思考で悪い癖だと思う。今は特に円安というのもあって、日本はダメだみたいな空気になっているから」
――だからこそ、声出し解禁という希望的なニュースをブシロードが率先して発信していこうと。
「そうです。こういう時こそ大チャンスですから」
――歴史に残る一日になりそうですね。
「そうしたいです。ここからどんどん声出しライブをつないでいきたいです。来年はマスクもなしでやりたいですよね」
取材&text by 榑林史章
【イベント概要】
公演名:「ブシロード 15 周年記念ライブ in ベルーナドーム」
会場:埼玉・ベルーナドーム
日程:11月13日(日)
開場13:30/開演15:30/終演 20:15(予定)
出演:アサルトリリィ・一柳隊/少女☆歌劇 レヴュースタァライト・スタァライト九九組(小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、伊藤彩沙)/D4DJ/BanG Dream!/from ARGONAVIS Special Band/ミルキィホームズ/フェザーズ/Aqours(斉藤朱夏、小林愛香、降幡 愛)/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(大西亜玖璃、前田佳織里、小泉萌香)/バーチャルD.U.P.(デ・ジ・キャラット、
プチ・キャラット、ラ・ビ・アン・ローズ)/奥井雅美
詳細はこちら:https://live.bushiroad-music.com/bushiroad_15thlive/
会場:埼玉・ベルーナドーム
日程:11月13日(日)
開場13:30/開演15:30/終演 20:15(予定)
出演:アサルトリリィ・一柳隊/少女☆歌劇 レヴュースタァライト・スタァライト九九組(小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、伊藤彩沙)/D4DJ/BanG Dream!/from ARGONAVIS Special Band/ミルキィホームズ/フェザーズ/Aqours(斉藤朱夏、小林愛香、降幡 愛)/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(大西亜玖璃、前田佳織里、小泉萌香)/バーチャルD.U.P.(デ・ジ・キャラット、
プチ・キャラット、ラ・ビ・アン・ローズ)/奥井雅美
詳細はこちら:https://live.bushiroad-music.com/bushiroad_15thlive/