オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット
94年ぶりの短編アニメが公開

写真はオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットとアニメーターのウォルター・ランツ写真提供：アマナイメージズ　米ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが、ウォルト・ディズニーが生み出したキャラクター、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットの94年ぶりとなる短編アニメーションをYouTubeで公開した。

　オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットはミッキーマウスの誕生に先駆け、1927～28年に26本の短編シリーズに登場したキャラクター。今回の短編アニメは、2023年に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、それを記念して実施する「ディズニー100」の一環として制作されたもの。当時の雰囲気を踏襲したモノクロの手描きのアニメーションで、オズワルドが昔ながらの映画館へ遊びに行き、最後にはスクリーンの中でオルテンシアとキスする様子が描かれている。

　監督を務めたエリック・ゴールドバーグ（「ポカホンタス」）は、「オズワルドはわんぱくで大胆なキャラクター。ずっと復活させたくて、この作品では、文字通り彼の古巣である映画のスクリーンに彼を戻したんだ」と米Colliderにコメントを寄せている。