「北斗の拳」新作アニメ製作決定　新
スタッフ＆キャスト、最新映像技術で
作品世界を忠実に描く

新作アニメ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」ティザーキービジュアル(c)武論尊・原哲夫／コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会　アクション漫画の金字塔「北斗の拳」の誕生40周年を記念して、新作アニメシリーズ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」の製作が決定。新たなスタッフとキャスト、最新の映像技術によって漫画「北斗の拳」の世界が忠実に映像化される。あわせて、ティザーキービジュアル、原作者の武論尊氏と原哲夫氏のコメントも発表された。

　累計発行部数1億部超を誇る漫画「北斗の拳」は、1983年に「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で連載がスタート。84年から放送されたテレビアニメ版は最高視聴率23.4％を記録し、社会現象を巻き起こした。現在までさまざまなメディアを通じて世界中のファンに愛されている。

　同作は、胸に7つの傷を持つ、北斗神拳伝承者ケンシロウの世紀末救世主伝説を描く。199X年、世界は核の炎に包まれ、海は枯れ、地は裂け、暴力が支配する狂った世界となり果てた。生き残った人間たちは、略奪や殺りくを繰り返す強者と残酷に痛めつけられる弱者にわかれ、弱き者たちが絶望の淵に立たされた時、ぼろ布をまとったひとりの男が現れた――。ティザーキービジュアルは、荒廃した世界に佇む男の姿を収めている。

　原作者の武論尊氏と原氏のコメントは以下の通り。

【武論尊】
40年前の作品が再びアニメ作品として甦る。実は40年前、漫画とアニメは違うものと思い少し距離を置いていた。40年が経ち現在のアニメ技術、映像は飛躍的に進化している。その技術、映像が『北斗の拳』をどう料理するのか？しかも今回は原作を大事に描くことを基本にしているという。実に楽しみである。40年間皆さんに可愛がられた『北斗の拳』が新しいアニメ作品として現出する。皆さんと一緒に楽しみたいと思う。

【原哲夫】
新たなアニメ化をありがとうございます☆連載当時20代だった私は、『北斗の拳』が40周年を迎え完全新作のアニメというご褒美をいただける日が来るとは夢にも想っていませんでした。あれから幾星霜☆。今、声優のみなさんが登場人物たちの声に耳を傾けるように原作を読み込み、それぞれの演技をイメージしてくれていると聞き、嬉しく感じています。40年前、思いを込めて描いた絵が、原作への愛情あふれる製作スタッフのみなさんによって転生し、どう暴れだすのかとても楽しみです！！