折坂悠太、
62曲を収めた詞集
『あなたは私と話した事が
あるだろうか』を刊行
6月30日にライブ活動を始めてから10年を迎えた日を皮切りに、原点回帰となる弾き語りツアー『折坂悠太 らいど 2023』で各地をまわっているシンガーソングライターの折坂悠太。
今一度「ことば」と「うた」に立ち返り、10年前と現在の点を線でつなぐ活動のひとつとして、折坂が歌い続けてきた62曲の(歌)詩集を刊行することが決定した。
これまでリリースされた曲たちに加え、ライブのみで披露している詞や未発表の新作詞も掲載。そして、音楽業を始めて10年を経た今の折坂が本作に書き下ろしたエッセイ4編を含む1冊となっている。また(歌)詩集はライブラリーや書店のブックディレクションや編集を中心に本にまつわる様々な仕事をしているgood and son(代表:山口博之)内の出版レーベル・WORDSWORTH(ワーズワース)の第1弾として発行、10月1日(日)より一般発売される。
先駆けて、9月末に控えるツアーのホール2公演の会場にて先行販売が決定。いずれの公演も完売となっているが、チケットをお持ちでない方も開場前グッズ販売時間内にグッズ販売場所にて詩集をご購入いただけるのでお近くの方はぜひ。
今一度「ことば」と「うた」に立ち返り、10年前と現在の点を線でつなぐ活動のひとつとして、折坂が歌い続けてきた62曲の(歌)詩集を刊行することが決定した。
これまでリリースされた曲たちに加え、ライブのみで披露している詞や未発表の新作詞も掲載。そして、音楽業を始めて10年を経た今の折坂が本作に書き下ろしたエッセイ4編を含む1冊となっている。また(歌)詩集はライブラリーや書店のブックディレクションや編集を中心に本にまつわる様々な仕事をしているgood and son(代表:山口博之)内の出版レーベル・WORDSWORTH(ワーズワース)の第1弾として発行、10月1日(日)より一般発売される。
先駆けて、9月末に控えるツアーのホール2公演の会場にて先行販売が決定。いずれの公演も完売となっているが、チケットをお持ちでない方も開場前グッズ販売時間内にグッズ販売場所にて詩集をご購入いただけるのでお近くの方はぜひ。
【コメント】
■折坂悠太
詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。
ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。
どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。
編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します。
■山口博之(good and son/WORDSWORTH)/編集者
<ためらいと抵抗の詞学>
折坂さんの強烈な個性である歌声や歌唱法、メロディやリズムといった"歌唱"の要素から離れた、もうひとつの独創、言葉="(歌)詞"を私たちはどんな響きで読むでしょうか。
折坂さんは都合のいい言葉で私たちを安易な納得へと誘いません。言葉にできないものに対して、わかったような言葉で誤魔化すことをせず、目をそらさずに見つ続けるのです。熱狂に巻き込まれることなく傍観するのでもなく、淡々と熱く、ためらいながら、抗いながら、私たちの方を向いています。
折坂さんは私たちに何を話しかけようとしているのか。
歌に乗せて“聴く”だけの言葉ではない、読み、想像し、対話するものとしてこの(歌)詞集をつくりました。ひとり静かにこの本を開き、自分だけの読み方で時間を過ごしていただけたらうれしいです。
詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。
ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。
どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。
編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します。
■山口博之(good and son/WORDSWORTH)/編集者
<ためらいと抵抗の詞学>
折坂さんの強烈な個性である歌声や歌唱法、メロディやリズムといった"歌唱"の要素から離れた、もうひとつの独創、言葉="(歌)詞"を私たちはどんな響きで読むでしょうか。
折坂さんは都合のいい言葉で私たちを安易な納得へと誘いません。言葉にできないものに対して、わかったような言葉で誤魔化すことをせず、目をそらさずに見つ続けるのです。熱狂に巻き込まれることなく傍観するのでもなく、淡々と熱く、ためらいながら、抗いながら、私たちの方を向いています。
折坂さんは私たちに何を話しかけようとしているのか。
歌に乗せて“聴く”だけの言葉ではない、読み、想像し、対話するものとしてこの(歌)詞集をつくりました。ひとり静かにこの本を開き、自分だけの読み方で時間を過ごしていただけたらうれしいです。
アーティスト
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