古川雄大、ルパン役で「振り切れた変
装」を披露 主演舞台開幕に「ワク
ワクして高揚感で眠れない」
本作は、日本ミュージカル界を代表する演出家の小池修一郎とフランスの人気作曲家ドーブ・アチアがタッグを組んで贈るオリジナル新作ミュージカル。モーリス・ルブランによる「怪盗ルパン」シリーズをベースに、カリオストロ伯爵夫人、令嬢クラリス、シャーロック・ホームズをはじめとしたさまざまなキャラクターたちが作品の枠を超えて入り乱れる。
初日を直前に控えた古川は、「いよいよ始まるなという感じです。とても緊張感に包まれていまして、昨日もあまり眠れてないです。今までは不安で眠れないことが多かったんですが、今回は、小学生の頃に遠足に行く前日みたいな、ワクワクして高揚感で眠れないという感覚を何十年ぶりに味わいました」と心境を話した。
古川といえばNHKで放送中のドラマ10「大奥 Season2」で見せた花魁（おいらん）姿も大きな話題となったが、本作では5種類の変装を見せる。いずれも「振り切れた変装」になっているそうで、「変装して、元の姿に戻って、また変装をしてを繰り返すので、早替えも多い。舞台袖でもすごく動いています」と明かした。
古川にとっては本作が帝国劇場単独初主演作品。改めて本作への思いを聞かれると、「小池先生が帝国劇場で初めて書き下ろすという先生の挑戦のタイミングで、僕自身も挑戦しながらタッグを組めるというのはとても幸せなこと。皆さんが、どんな反応をしてくれるかとても楽しみです。僕らはとにかく一生懸命、稽古をして頑張って作ってきたので、たくさんの方に見ていただきたいと思います」と語った。
舞台は、11月9日〜28日に都内・帝国劇場ほか、名古屋、大阪、福岡、長野で上演。
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