2024年の船戸ゆり絵はひと味違う!? 
謹賀新年「船戸ゆり絵の日本酒たりて
ますか?」コラム第12回

ラジオ大阪で好評放送中の「船戸ゆり絵の日本酒たりてますか?」は、飲食店などで日本酒をお薦めすることもできる「唎酒師(ききざけし)」の資格をもつ声優の船戸ゆり絵さんが、毎週日曜深夜にお猪口を傾けながら、さまざまな日本酒をリスナーと一緒に楽しむトーク番組です。
本コラムでは毎回、番組内で味わった日本酒の味や特徴などの感想を、船戸さんに振り返っていただきます。今回は、年の瀬に放送された#51、#52と、2024年の幕開けを飾った#53、#54に登場した3本のお酒について解説してもらい、新年の抱負についても語っていただきました。
――#51でいただいたのは曙酒造「天明 槽(ふな)しぼり 純米火入」通称“オレンジの天明”、でした。
船戸:とてもまろやかだけど飲み口は軽くて、一口で「グビグビ飲める」ことがわかるお酒でした。名前にたがわない太陽のような力強さで、合わせて食べたしめ鯖のお寿司に負けない力強さを感じましたね。
私が付けたキャッチフレーズは「天晴(あっぱれ)SUNパワー!」。作家さんから、正しくは「ソーラーパワー」ではないかとツッコミが入ったのは内緒です(笑)。
――#52は人気酒造「あわ酒スパークリング 純米大吟醸 スーパーフォーミュラ」です。
船戸:リスナーの方からも教えてもらっていたのですが、静岡で開催されたカーレースイベントの表彰台で、レーサーさんが祝い酒として開けていたのを見たのが、私とこのお酒の初めての出会いでした。定番のシャンパンではなく日本酒だったのが衝撃的でしたね。
人気酒造さんの“人気一”という銘柄の一本で、軽くてシュワッとした甘めの味わいがとても飲みやく、女性をはじめお酒に慣れていない方にもお勧めできる銘柄です。甘ったるい感じではなく、ほのかな甘味なので、スイーツのようなデザートとも合わせやすいなと思いました。
キャッチフレーズは「フワァ~! スーパービューティバブル」です。とてもきれいな泡なので!
――#53のお酒は東肥赤酒「本伝 東肥赤酒」でした。
船戸:新年1本目として、屠蘇散(とそさん)を入れて常温でいただきました。この番組では初の赤酒で、いい意味で裏切られました。体に良さそうな漢方の味が染み出していて、糖分が加えられていることもあり、イチジクやサクランボを煮詰めたような甘みがありました。お正月らしくかまぼこや煮物と合わせていただいたのですが、お酒の甘みと肴の塩見がよくマッチしていましたね。
キャッチフレーズは「健康の秘訣は真っ赤なお年玉」です。健康を保てる、もらってうれしい大人のお年玉ですね。
――#54も前回に引き続いて「本伝 東肥赤酒」をいただきました。
船戸:今度は、お燗をつけて。さらに甘みが増して、キャラメルのような味わいに変わりました。やっぱり煮物との相性はバッチリで、つくづくお正月にピッタリのお酒だなと思います。お猪口を傾けながら去年を振り返ったり、今年の抱負について語ったりしました。
――では、このコラムでも2024年の抱負を教えていただけますか。
船戸:「新たなる幕開け! ブラッシュアップしていくシン・船戸ゆり絵!!」が今年のテーマです。昨年もさまざまなことを経験させていただきましたが、今年はさらに挑戦の幅を広げていきたいと思っています。もちろん、これまでに築いてきたものを磨き上げていくことも大事。唎酒師としても役者としても、終わりのない研鑽を重ねていきたいと思っています。
――2月17日には「“MIX JUICE from アミュボch”ファンミーティング2024 ~生産者の集い~」の開催が控えています。
船戸:チケットは現在販売中ですので、私たちに会いに来ていただけるとうれしいです! また、1月14日からは番組ゲストとして「MIX JUICE」メンバーでもある、同じ事務所の小泉萌香ちゃんが来てくれますので、番組の方も聞いて下さいね!

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」