YENA

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【YENA インタビュー】
ロックなサウンドと可愛い歌詞、
そのギャップが魅力

スマートフォンのように
“なくてはならない存在”になりたい

カップリング曲は「SMARTPHONE -Japanese Ver.-」。この曲についてはいかがですか?

私はアニメとかゲームが好きだから、そんなYENAの世界を表現したような曲になっています。今ってスマートフォンがないと何もできない世界じゃないですか。だから、私もみんなにとってのスマートフォンのように“なくてはならない存在”になりたいなって。

すぐ近所に出かけた時でも、スマートフォンを忘れてしまったら不安な気持ちになったりしますからね。

そうそう! “ヤバイ!”って(笑)。

作詞にも参加されていますが、どんな感じで携わったのですか?

デモの時から“SMARTPHONE”というタイトルだったんです。それで、スマートフォンについてのYENAの考えとかを伝えたりして、一緒に歌詞を考えました。

レコーディングはどうでしたか?

この曲のほうが「DNA」よりも大変でした! 2番にラップみたいなパートがあるんですけど、韓国語版は言葉がそんなに詰まった感じじゃなかったんです。結構余裕があったくらいで。でも、日本語版は同じテーマの歌詞なのに言葉の数がめっちゃ多いんですよ! 発音もリズムも難しかったんですけど、ちゃんとできました。

短期集中で頑張ったわけですね。

はい。“私、できる人だな”って自信がつきました(笑)。レコーディングの時に思ったんですけど、韓国語版と同じテーマの歌詞の内容でもやっぱり雰囲気が違うんです。日本語版の《「ぼっち」だって笑えばいい/I'm too cool for you》っていうところは、自分がアニメの主人公になったような気持ちになりました。グッと歌詞の世界の中に入り込めた感じだったんです。

今回のシングルのジャケットのアートワークも初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤でそれぞれ違っていて、どれもいい感じですね。

初回限定盤Aのジャケットのテーマは“サイバーパンク”です。目の下に黒くポイントが描いてあるメイクになっているんですけど、これはYENAが撮影現場で思いついて提案してみたものなんです。やってみたらすごく良かった。パッと見てすぐにコンセプトが分かるようなジャケットがいいと思ったので、サイバーパンクみたいな感じにカッコ良くしたいと思ったんです。

YENAさんのアイデアが採用されて、“サイバーパンク”というコンセプトがより伝わるジャケットになったわけですね。

はい。今回に限らず、いつも思いついたことがあったらそれをすぐに伝えて、取り入れてもらったりしているんです。初回限定盤Bは大きなリボンがポイントです。初回限定盤Aとは違って、衣装も可愛い感じになっているんですよ。それは、さっきお話ししたように「DNA」という曲がサウンドはロックだけど歌詞は可愛い曲なので、せっかくAとBがあるんだったらカッコ良いのと可愛いのにしたいなって。だから、大きなリボンと赤と白のチェックの衣装でアイドルっぽい愛らしい感じになっています。

ロックなサウンドに寄せたAと、歌詞の世界観に合わせたBということですね。しかも、初回限定盤Bは24ページのマガジンブックレット仕様になっていて。

はい。Aのジャケットの衣装とBのジャケットの衣装の両方のパターンで撮影した写真が使われていて、どれもお気に入りです。特に好きなのは後ろのほうのページなんですけど、Aの衣装でマイクを持って目線を逸らしている写真です。コンセプトがすぐに伝わる感じがするので。

撮影の時のエピソードとかありますか?

撮影の時、めっちゃ寒かったです(笑)。鼻の頭が赤いのは、もしかしたら寒さで赤くなってるのかも(笑)。でも、カッコ良く、可愛く撮ってもらったのでたくさんの人に見てもらいたいです。

冒頭に『NEW YEAR PARTY』の話題が出てきましたが、『YENA JAPAN SHOWCASE "DNA"』がKT Zepp Yokohamaで2月7日に開催されました。こちらの感想も聞かせてください。

“NEW YEAR PARTY”というものは初めてだったんですけど、新しい年の始まりをファンの人たちと過ごせたのがすごく嬉しかったです。『SHOWCASE』でもエネルギーをいっぱいもらった感じがしますし、今年一年、ファンの人たちと楽しく過ごせそうだなって思いました。

今後もリリースやイベントなど、いろいろと活動されていくと思いますけど、“こんなこともやってみたいな”と思っていることがあったら教えてください。

一番は“日本語をもっと勉強する!”ですけど、日本でライヴをいっぱいするとか、バラエティー番組に出るとか、やりたいことはいっぱいあります。昨日、お友達の矢吹奈子ちゃんとデートしたんですけど、奈子ちゃんからオススメのバラエティー番組を教えてもらいました。“YENAだったら『逃走中』に出たら楽しいと思う”って。なので、『逃走中』に出てみたいです!

歌番組だけじゃなく、バラエティー番組にも出るとYENAさんのキャラクターも伝わっていいかもしれないですね。

はい、いろいろ挑戦していきます!

取材:田中隆信

シングル「DNA」2024年2月7日発売 ドリーミュージック
    • 【初回限定盤A】(CD+DVD)
    • MUCD-9166〜7
    • ¥3,960(税込)
    • 【初回限定盤B】(CD+24Pマガジンブックレット仕様)
    • MUCD-9168
    • ¥3,850(税込)
    • 【通常盤】(CD)
    • MUCD-5428
    • ¥1,650(税込)
YENA プロフィール

イェナ:2018年10月にIZ*ONEのメンバーとしてミニアルバム『COLOR*IZ』でデビューし、22年1月にミニアルバム『SMiLEY』でソロデビュー。 同年8月にミニアルバム『SMARTPHONE』をリリースすると1週間で10万枚以上を売り上げ、 韓国で数々の賞を受賞。 Z世代に圧倒的な支持を得て、Instagramフォロワーは220万を超える次世代ポップアイコンとして、音楽・バラエティー番組、女優と多方面で第一線で活躍中。キュートなルックスで日本でも絶大な人気を誇る中、23年8月にシングル「SMILEY -Japanese Ver.- (feat.ちゃんみな)」で日本デビュー! 24年2月には日本2ndシングル「DNA」をリリース。YENA オフィシャルHP

「DNA」MV

OKMusic編集部

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