記念すべきこの日の公演には、高橋みなみがキャプテンを務めるチームAが出演。

 冒頭のMCで小嶋陽菜が、「本当にこの日を迎えられてうれしい! やっと終わるから」とらしさ全開のコメントで会場をわかせた。

 地元の宮城県出身の岩田華怜は、地元でやりたかったとこの日のために温めてきた「可憐で華麗な伊達娘」というキャッチフレーズを観客とともに唱和し、「おかえりー!」の声援を受けて涙ぐんだ。 最終公演ということでセットリストも変更し、高橋と小嶋の“にゃんみな”コンビは『スキャンダラスに行こう!』をパフォーマンス。

 さらに2人が他のメンバーとともにSDN48の『GA GA GA』を、川栄李奈らが『アイドルなんて呼ばないで』を、入山杏奈らが『ジッパー』を披露すると、島崎遥香は公私ともに仲の良かった卒業生の板野友美のソロ曲『Dear J』を歌い上げた。

 夜公演のラストには、“会いに行くアイドル”として47都道府県の代表メンバーで今年4月に結成されたチーム8のオリジナル曲『47の素敵な街へ』を全員で歌うサプライズも。 AKB48グループ総監督も務める高橋は、「3年もかかってしまい、お待たせしたみなさん、本当にごめんなさい。色んなことがあった3年間。たくさんのメンバーも卒業していきましたが、でもそのぶん、たくさんのみなさんに巡り会えたこのツアーは私たちにとって大切な日々となりました」としみじみ。

 続けて、「AKB48が9周年のうちにこのツアーを完走できたことで、来年に繋がると思います。このツアーを通して、メンバーもさらに仲良くなったし、劇場に来られない方も多いと思うので、私たちからこうして会いに行けるというのがこのツアーの素晴らしいところだと思います」と達成感をあらわにした。

 そして、「また会いましょう! 約束ー!!」と最後は全員と指切りして、全国ツアー最終日のステージは幕を閉じた。

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