HKT48がAKB48グループとして初となる
香港公演を開催!

 昨年9月からスタートしたHKT48初の全国ツアー「HKT48全国ツアー ~全国統一終わっとらんけん~」の番外編として前日に香港の地に降り立ったメンバーたち。AKB48グループとしても香港でのコンサートは初、HKT48にとっては昨年12月の台湾公演に続く2回目の海外公演となったが、空港では数多くの報道関係者やファンがメンバーたちを出迎えた。

 そしてライブ当日、会場のロビーでは映像の上映や写真展、メンバー等身大の“のぼり”が登場し、開演前から場内は熱気に包まれた。

 リハーサル終了後には香港ならではの儀式として、豚の丸焼きが登場。これにはメンバーたちも驚きを隠せない様子だったが、公演の成功を祈願しておはらいを行い、本番に向けてテンションを高めた。 開演前に行われた現地の報道関係者による囲み取材には、指原莉乃をはじめ、兒玉遥、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、宮脇咲良、矢吹奈子の7人が出席。指原は香港公演への意気込みを聞かれると、「私たちのことをまだ知らないみなさんをHKT48のファンにしたいなと思っています」。

 続く「これから海外にどんどん進出しますか?」との質問には、「昨日、秋元先生と連絡を取りまして。みんなにも言っていなかったんですけど、『HKTはアジアで活動するようなグループになってください』と…」と明かし、「まだまだこれからアジアの国をたくさん訪れたいです!」と抱負を語った。

 ステージでは、約1500人の観客が見守る中、全22曲をパフォーマンス。公演は、博多の名物やスポットが歌詞に登場する『HKT48』を香港バージョンにアレンジした『香港48』で幕を開けて、「愛しの香港…」との歌い出しに会場からは大きな歓声が上がり、香港名物の「焼売(シュウマイ)」や「菠蘿包(パイナップルパン)」などのワードが盛り込まれたこの曲で、一気に会場のボルテージはヒートアップ。 公演中のMCで宮脇が「一つだけ言わせてください。言葉は通じなくても心は通じる!!」と話すと温かい拍手が起こり、指原が「今日残念ながらチケットが取れなかった方のために、もっともっと大きな会場でコンサートをすることを約束します!」と誓った。

 また、公演中には覚えたての広東語を各メンバーが披露したり、本編最後にはメンバーが猛練習してきた現地の人気バンド「五月天(メイデイ)」の『戀愛ING』を披露。台湾で同曲を披露した際も大きな盛り上がりをみせたが、この日も香港のファンと大合唱となった。

 アンコールでは、ツアー恒例の観客とメンバーとの集合写真を撮影後、指原が「今度はみなさんが私たちを撮ってください!!」と呼び掛けて、HKT48では初の試みとなる撮影タイムが設けられて集まったファンを喜ばせた。

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