世にEDMブームを生み出した”世界No
.1 DJ”の称号をもつ「Tiesto(ティ
エスト)」のおすすめ代表曲5選

私は都内を中心にDJ活動している現役フィメールDJです。
現在は日本を離れ、アメリカのL.A.(ロサンゼルス)に住んでいます。

DJ Aliceが手がけた記事
今回は、世界的に有名なDJ Tiesto(ティエスト)について紹介させて頂きます。
出典:

Tiestoって?

Tiesto (ティエスト) は、オランダ人EDM/TRANCEアーティストです。
1969年1月17日生まれで、現在46歳。
彼が生まれたのは、ベルギーとの国境にも近いオランダ南西部の主要都市ブレダ。

1997年より自身のコンピレーションアルバムをいくつか発売し、2000年に自身がリミックスしたSarah McLachlan(サラ・マクラクラン)の楽曲↓
が、全英チャート3位になり、のちに世界No.1 DJとなるきっかけとなりました。

そして、2001年にファースト・アルバム『
』をリリースし、2002年にはイギリスで有名なDJ雑誌DJ Magazineで世界No.1 DJに選ばれ、その座を3年連続でキープ。

と、そこからTiestoの歴史はスタートしましたが、勢いはとどまることを知らず、2007年にはかの有名なアルバム『Elements Of Life』をリリースしてから即座にチャート1位を獲得し、国境を超えアメリカでの“Billbord Top Electronic Albums”に選ばれ、グラミー賞にもノミネートされるという賞与歴をもちます。

このアルバムの代表曲はもちろん、
アルバムのタイトルにもなっているこの曲。

Elements of Life
でも私は収録曲の中でも

In The Dark
が好き♪

ここまでの楽曲を聴くと、最近のTiestoしか知らない方には少しちがうかも?と思われるかもしれませんが、いまやEDM界を代表するTiestoはもともと、“トランス”のDJとしてブレイクして世界的に有名になったの!

トランスというと、日本のクラブ文化でもすごく流行った音楽ジャンルというイメージの方も多いかと思いますが、Tiestoが創り出したトランスはそれの原点ともいえるもの。

トランスやハードなEDMだけでなく、今ではきれいめな聴きやすいプログレッシブ・ハウスやエレクトロニック・ミュージックもリリースする幅広い世界観を持つ彼の代表作、、、

といってもTiestoが世に出している楽曲は100曲近くあるので、好きな曲は人それぞれだと思います。
なのでいろんな世界観がわかるようなチョイスで私のオススメ曲を5曲ご紹介したいと思います♪

Tiestoのおすすめ曲代表曲

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on

1. Pair Of Dise

まずはこちら。
2012年に世に出たAllure(アリュール)とのコラボ曲。
きれいで聴きやすいサウンドなのに、テンションがあがる一曲になってます♪

最近ではこの曲に他の曲のヴォーカルを織り交ぜたMashupを使うDJも多く、いろんな形で発信されているTiestoの定番曲です♪
2014年6月にラスベガスで行なわれた世界最大級のEDMフェス「EDC」でもかけられ、フロアが大盛り上がりでした!

EDCのまとめ記事

2. Zero 76

こちらも2012年リリースの、いまや世界No.1 DJのEDMプロデューサー、Hardwellとのコラボ曲。

EDMというジャンルが日本ではまだじわじわ程度しか流行ってなかった頃に世界をフィーバーさせていた一曲。
数年前までは世界のEDMフェスでも定番だったこの曲ですが、EDMが流行りに流行っている日本のクラブシーンでもハマりそうです♪

3. Maximal Crazy

まさにEDMを世に流行らせたのはTiestoと確信できるこのtuneは2011年にリリースされました。

ちょうどDavid Guettaの楽曲が大流行し始めた頃。
トランスのDJからEDMのDJへと移行しつつある彼に疑問を抱いたファンも多かったと思いますが、流行を察知して曲をプロデュースするプロ意識がかっこいい♪

4. Wasted

アルバム『A Town Called Paradise』に収録され、「Tiestoなの?」と耳を疑うほどPOPで日本人ウケも良さそうな一曲♪
ZeddのSpectrumにもfeaturingし、とても男性とは思えないほど高音域のきれいなヴォーカリスト「Matthew Koma(マシュー・コーマ)」とのコラボレーション!

“i like us better when we are wasted”
から始まるサビが耳に残る、前向きなリリックもとても心地よいです♪

そして次は最後に絶対に覚えて欲しい一曲です。

5. Red lights

こちらも『A Town Called Paradise』に収録され、2014年にリリースされた曲。
どことなく切なさを感じるけどあたたかく包み込むようなメロディーに、

“We gotta make it now, Don’t ever turn around”
“where we might go, We could just run them red lights”

『振り返らずに前だけを見て、赤信号だとしても覚悟を持てば渡れるんだ』
という前向きな歌詞。
そして、女子2人が日常を飛び出してはしゃいで、ラスベガスに遊びにいくというミュージックビデオもすごく印象的。

MGMというホテルの有名ナイトクラブHAKKASANでTiestoがDJしてるシーンがあるのだけど、本当にEDC WEEKにラスベガスに私が行っていたときにTiestoがHAKKASANでDJしていたの!

Tiestoの曲のミュージックビデオって自分のDJシーンが多くて、さりげなくプロモーションしちゃってるとこもcool♪

まとめということで、まだまだ紹介したい曲もたくさんありますが、
1から5までそれぞれちがう世界観の曲を並べ、幅広い曲をプロデュースしているTiestoを紹介してみました。

私が初めてTiestoの曲を聴いたのは、飛行機の中。
DJを始めたばかりで、エレクトリカルな曲にちょうど興味を持ちはじめた頃に、アメリカから日本に来る飛行機の中で聴きました。
静かな機内の中で鳥肌がたったのを覚えています。

その曲はParadiseという曲なんだけど、すっごくゾクゾクしてこの人の世界観ってどんな感じなんだろう?って興味を持って過去にさかのぼってみてから、すっかり彼にハマりました。

いまや世界ではもちろん、日本でも大流行しているEDMブームを生み出したといっても過言ではないTiesto。
若手DJやProducerが多く台頭する現代でも、46歳の世界を代表するレジェンドDJはこれからもブームを創り出していくことでしょう。

ちなみに、Tiestoの曲をたくさんつめこんだMIXを最近作ったのでよかったら聴いて下さい♪

ELECTRO DANCE MUSIC HITS 2 mixed by
DJ Alice

新曲や割と新しいきれいめなEDMをたくさんつめて、ドライブでも部屋でもどんなシチュエーションでも聴きやすい60分程の私の世界観を最大限に出した作品です。半分くらいTiestoです♪

ライタープロフィール

DJ Alice
竹内・アリス・みずほ、1989年5月28日生まれ。

オーストラリア、カナダ、アメリカなどグローバルな文化下で育ち、音楽一家に生まれた影響で幼少期よりピアノや歌を中心とした生活を送る。
本場海外でのクラブ経験を生かしたい想いから2010年、日本で本格的にDJ活動を始める。
デビュー後すぐにグルーヴ感のあるPLAYと音楽センスが評価され、月に20本以上のレギュラーパーティーを持つ。

また、クラブイベントだけでなくアパレル関連のパーティーやファッションショーでのDJ出演、外資系アパレルブランドのプロモーション活動やインストアDJとしても活躍をみせる。

バイリンガルならではのストーリー性やリリックを意識した選曲やMIX、そして個性的なキャラクターと独特な独自の世界観を生かしたDJ PLAYは、華やかなだけでなく数多くいるフィメールDJの中でも異彩を放ち、その作り上げる空気感で多くのオーディエンスを圧倒させる。
また、DJをしながら流暢な英詞で歌う新しい「シンガーDJスタイル」を確立させ、その歌に魅了されるファンも多い。

2013年には六本木HIVEのRESIDENT DJを務めたキャリアを持ち、
2015年より日本の東京からアメリカのL.A.に拠点を移し、Hollywoodを中心にDJ活動の幅を広げていく。
そのキャラクターと実力共に世界に発信していくエンターテイナーとして注目を集める、今後目が話せない国際派フィメールDJ。

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