SoundCloud、Spotify、YouTube。それ
ぞれの累計再生回数トップ10アーティ
ストはだれだ?
メジャー・アーティストがほとんどを占
める、SpotifyとYouTube.
Top 10 Artists On Spotify
1. Calvin Harris
2. Chris Brown
3. Drake
4. Ed Sheeran
5. Pitbull
6. Sam Smith
7. David Guetta
8. Wiz Khalifa
9. Nicki Minaj
10. Ellie Goulding
次に、YouTube 2015年累計再生回数トップ10アーティスト。
Top 10 Artists On YouTube
1. Maroon 5
2. Katy Perry
3. Rihanna
4. Nicky Jam
5. Ariana Grande
6. Ed Sheeran
7. Enrique Iglesias
8. Beyoncé
9. David Guetta
10. Meghan Trainor
この中で「あまり見慣れない名前かな?」というのが、YouTubeランキングで4位にランクインしている「Nicky Jam」でしょうか。
ちなみに実はこの「Nicky Jam」、TuneCore USのユーザーだったりします。インデペンデントな活動をしながらメジャーアーティストたちの並びに堂々ランクインしている模様。すごい。その他にも、ランキングに入っている2〜3割のアーティストたちが過去にTuneCore USから作品をリリースしていたりします。
独自のエコシステムを築く、SoundClou
d.
Top 10 Artists On SoundCloud
1. Drake
2. Major Lazer (TuneCore)
3. G-Eazy (TuneCore)
4. Future (TuneCore)
5. Kygo
6. PARTYNEXTDOOR
7. Chris Brown
8. Kid Ink (TuneCore)
9. The Weeknd
10. Chance The Rapper (TuneCore)
Forbesの考察によれば、SoundCloudは音楽のコアリスナーたちが利用しており、ユーザーが求める音楽が他サービスとは異なるとのこと。そもそもサービス形態(合法性)も違うので、当然といえば当然の結果ですが... ちなみに、こちらのチャートは5〜6割がTuneCoreユー ザーでした。
ハッキリと言えることは、現在SoundCloudでは、そこで生まれる音楽やアーティスト、その音楽を楽しむユーザーたちが、独自のエコシステムを築きつつあるということですね。SoundCloudの正規ストリーミングサービス化が議論されている今日この頃ではありますが、現在のSoundCloudが新しくて斬新な音楽や、ユニークなアーティストたちを生み出すプラットフォームとして機能していることは間違いない。
このプラットフォームを、他のストリーミングサービスと同様に厳正な権利処理を施し、収益性あるものへと変えることが音楽業界を発展させる方法なのか。或いは、このプラットフォームを生かすことによって、新たな音楽の才能を育んでいくべきなのか。
今まさに、SoundCloudは難しい問題に直面していると言えます。これは音楽に携わる者として、注意深く見守っていく必要がありそうです。
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チューンコアは、自分の楽曲をiTunes, Amazon Music, Google Play Musicなど世界120ヵ国以上の配信ストアで販売できるサービスです。