盟友クラレンスの死から半年—ブルース・スプリングスティーン、グラミー賞で復活パフォーマンス

盟友クラレンスの死から半年—ブルース・スプリングスティーン、グラミー賞で復活パフォーマンス

ブルース・スプリングスティーン&E
ストリート・バンド、グラミー賞で復
活パフォーマンス決定

ブルース・スプリングスティーン & Eストリート・バンドが2月12日に授賞式が行われる第54回グラミー賞の授賞式でパフォーマンスすることが発表された。

昨年のクラレンス・クレモンズの死から、公式の場でブルースがEストリート・バンドと共にパフォーマンスするのは初めてのこと。「ザ・ビッグマン」の愛称で親しまれボスにとっても40年来の友人だったクレモンズ、その代役として「サックスは誰が吹くのか?」など注目が集まっている。
なお3月21日に通算17枚目となるスタジオアルバム『Wrecking Ball/レッキング・ボール』を発売も控えており、グラミーではこの新作からの楽曲の披露も期待される。

過去20の賞を獲得し2002年から2009年まで8年連続グラミー賞獲得という大記録を持つなど、ブルース・スプリングスティーンにとってグラミー賞は縁の深い賞。連続授賞記録は昨年途切れてしまったが今年は『闇に吠える街』のBOXがパッケージの部門でノミネートされている。
最後の最後で超大物の出演発表で大きな話題になっているが、これで授賞式でのパフォーマーはブルース以外に、昨年受けた声帯手術後初めてのパフォーマンスとなるアデル、ケイティ・ペリー、ジェイソン・アルディーン、ケリー・クラークソン、グレン・キャンベル、ザ・バンド・ペリー、ブレイク・シェルトン、コールドプレイ、リアーナ、フー・ファイターズ、ブルーノ・マーズ、ポール・マッカートニー、ニッキー・ミナージュ、テイラー・スウィフトという豪華な顔ぶれとなった。

プレゼンターとしては、ジャック・ブラック、ファーギー、ザ・ルーツのアミール・“クエストラヴ”・トンプソン、リンゴ・スターがステージに登場する。さらに、前日に行われるMusiCares Person of the Yearに選ばれたポール・マッカートニーのトリビュートライヴにはニール・ヤング、トニー・ベネットらもも出演する。

第54回グラミー賞はロサンゼルスのザ・ステイプルズ・センターで開催され、米ではCBSテレビ、日本ではWOWOWでの生中継されることが決定している。


【リリース情報】
BRUCE SPRINGSTEEN 『WRECKING BALL』
ブルース・スプリングスティーン『レッキング・ボール』
日本盤 2012年3月21日発売予定

★初回生産限定スペシャル・エディション:豪華デジブック仕様 ¥2800(税込) SICP3460
(『WORKING ON A DREAM』の初回限定版のようなちょっとサイズが大きい、本のような豪華版。このスペシャル。エディションのみのエクスクルーシヴ・アートワークとともに、ボーナストラックとして下記2曲を追加収録)
★通常盤:紙ジャケット仕様 ¥2520(税込) SICP3461

日本盤にはアルバムを紐解く日本ならではの詳細で丁寧な解説と、もちろん重要な歌詞・対訳付
(特別寄稿:湯川れい子 解説:天辰保文/五十嵐正 対訳:三浦久)

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OKMusic編集部

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