【京都大作戦 2011】毎年充実してる
んやなっていう感覚がある

今年も『京都大作戦2011~今年も楽しむ覚悟でいらっ祭!~』の開催が決定! 主催者である10-FEETのメンバーに『京都大作戦』の歴史を振り返りつつ、今年の意気込みを語ってもらった…わけだが、このイベントに“意気込み”は必要ないようだ。
取材:石田博嗣

今年も『京都大作戦』が開催されるわけですが、もともとこのイベントをやろうと思った動機というのは?

TAKUMA
2007年の活動10周年の時に、野外でライヴをやりたいねって言い出したことがきっかけですね。その年は台風で流れちゃったんですけど、次の年にもう一回やろうとした時に、流れた時とまったく同じ面子が集まってくれて、出演者も増えて2デイズになって、それが大好評に終わったんで、“もう一回、やれ!”と。なんで、もともとは一回きりのつもりだったんですけど、今まで続いているという。

幻の1回目となった『京都大作戦2007~祇園祭とかぶってごめんな祭~ 』は、どんなイベントにしたいという構想があったのですか?

TAKUMA
特になかったですね。野外イベント自体やったことがなかったんで、真新しい要素はそれだけで十分だったというか。ただ、いつもライヴハウスでやっている仲間たちと一緒に野外でやれるといいねっていう話をしてたんで、自分たちとゆかりのあるアーティストに声をかけたんですよ。だから、中止になった瞬間、みんなから一斉に電話がかかってきて、“大丈夫? 落ち込んでない? 言ってくれたら来年も出るから!”って(笑)。ホンマに予定を空けてくれましたからね。

そのリベンジの『京都大作戦2008~去年は台風でごめんな祭~』が終わった時はどうでした?

TAKUMA
燃え尽き症候群みたいになってました(笑)。なんか、すごかった…いくつか夏フェスとかに出させてもらったことがあるんですけど、そのどれとも違うんですよね。規模は全然小さいんですけど、特別な余韻があるというか。
NAOKI
僕もそうでしたね。まる1日、興奮状態にあったみたいで…終わった後は頭の中が真っ白でした。興奮しすぎて覚えてないんですよ。まぁ、『京都大作戦』って毎年そうなんですけどね。みんなで作って、一緒に盛り上げている感があるんですよ。出演アーティストも残れる人は残って、楽しんで帰ってるし。お客さんもイベント開始早々からテンションがすごいし。もう“お祭り”ですね。
KOUICHI
うん。毎年そうなんですけど、2日間が速かった。それだけ楽しんでるからやと思うんですけど。だから、毎年充実してるんやなっていう感覚がありますね。

では、08年の大成功を受けての『京都大作戦2009~暑いのに熱くてごめんな祭~』はどうでした?

TAKUMA
第一回目が台風で流れて、それが翌年に劇的な復活を遂げた、そのドラマを超えるにはどうすればいいんだろうっていう不安がちょっとありましたね。でも、いざ始まってしまうと、そんな不安は屁みたいに思える勢いがあったというか、それどころじゃなかった。出演者もお客さんもみんなで盛り上げてくれるし。結局、“今年はどうなるかな?”って考えてる暇なんてなかったですね。だから、それで『京都大作戦』に臨む時の心の持ち方が決まったというか。もう楽しむしかないんですよ。楽しむことだけを考えておけばいい。
KOUICHI
09年はやっぱりプレッシャーみたいなもんはあったんですけど、実際にやってみた結果…っていうか、毎年超えてると思うんですよ。だから、それ以降はもう考えんようにしてます。楽しもうって、それだけですね。
NAOKI
『京都大作戦』を一回経験した後やったんで、その環境に慣れたくないなってのはありましたね。でも、始まってみたら、いい意味で初年度と一緒だった…始まる瞬間のドキドキ感もすごかったし、始まって1日が終わるのが一瞬だった。去年がどうのっていうことなんて考える余裕がなかったし…うまく説明はできないんですけど、前の年とは違う良さがあったんですよね。んー、何やろ…一日中興奮していることには変わらないんですよね。
TAKUMA
興奮している時って、どんな顔になんの?
KOUICHI
それ、ちゃんと文章にしてくれはるから(笑)。
TAKUMA
顔文字でな(笑)。
NAOKI
\(^0^;) …な感じ(笑)。

顔文字で作っときます(笑)。ちなみに08年にJUN SKY WALKER(S)、09年にはLINDBERGが参戦しているのが意外だったのですが。

TAKUMA
友達と僕らが尊敬してやまない憧れの人と一緒にやるっていうのが、小さくコンセプトのひとつとしてあって…もちろん、それができる年とできない年があるんですけど。あの時のステージ袖での一体感はすごかったですよ。出演者が全員集合して観てましたからね。半分はみ出て、客席からも丸見えやった(笑)。

(笑)。その翌年は大雨に見舞われた『京都大作戦2010~今年も子供に戻りな祭~』。でも、サブタイトルのように、お客さんも泥まみれになって盛り上がったという。

TAKUMA
1日目は晴れたんですけど、2日目が豪雨やったんですよ。
KOUICHI
Dragon Ashの時が大雨でしたね。俺らの時はどうやった?
TAKUMA
降った、降った。でも、あれはあれで楽しかったな。お客さんも裸足になって、泥まみれになって遊んだって言ってましたね。なかなか大人になったら、雨の中で泥まみれになって遊べるチャンスってないじゃないですか。だから、逆にテンションが上がったんでしょうね。終わった後の会場の跡がすごかった。ラクビーの試合の後みたいでしたよ(笑)。

そして、今年の『京都大作戦2011~今年も楽しむ覚悟でいらっ祭!~』。ラインナップとしてはDragon Ashやdustboxは毎年出場してますね。

TAKUMA
ほぼ主催みたいな感じになってますね(笑)。
NAOKI
いないと落ち着かない感じはありますね。
TAKUMA
NAOKIも毎年出てるしな(笑)。『京都大作戦2011』はフラワーカンパニーズのワンマンやったっけ? 朝の11時から夜の8時まで(笑)。
NAOKI
それは客として観に行く!(笑)
TAKUMA
今年は10-FEETとサンボマスターさんとのツーマンですね。
KOUICHI
2日ともな(笑)。
TAKUMA
ハハハ。今年はサンボマスターやROTTENGRAFFTYとか過去に出てもらったことのあるアーティストもいれば、THE BACK HORNとかPOLYSICSというニューカマーもいつつって感じですね。

今年も楽しみな面子が揃っていますが、今の意気込みは?

TAKUMA
なんかね~、本気で楽しみたいですね。イベントをどうするかっていうことなんて回数を重ねる度になくなっているというか…それはものすごくいい意味でね。考えてやるもんじゃないっていうぐらいになってきてますね。
NAOKI
このイベントに関しては、正直言って僕はビールを飲みなから客席で観たいんですよ。それはできないんで、そういう気持ちで楽しみたいですね。酔っぱらってるみたいに音を楽しんで、みんなが楽しければそれでいいっていうか。お客さんは当然のこと、出演者もスタッフも飲食ブースを出している人たちもみんなが楽しかったらいいかなと。
KOUICHI
しらこいな~(笑)。僕は別にないです。
TAKUMA
おい!(笑)
KOUICHI
絶対に楽しくなると思ってるんですよ。だから、当日を気持ち良く迎えられるように準備しときたいですね。
10-FEET プロフィール

テン・フィート:1997年に京都で結成。現在も拠点を京都に置いて活動中。シンプルな3ピースという形態ながら、メロコアというジャンルではすでに括ることのできないその音楽性は、ロック、パンク、ヘヴィメタル、レゲエ、ヒップホップ、ギターポップ等のジャンルを10-FEET 流に取り入れて幅広い独自のものを確立、ロックシーンで確かな存在感を示している。また、年間約100 本近い精力的なライヴ活動も、その迫力満載のライヴパフォーマンス、人間味あふれる深いメッセージが込められた歌詞やMC、笑顔を誘い出すキャラクターで常に話題を振り撒き、エンターテイナー性あふれるその活動スタイルを徹底している。また、2007年から自身で主催する野外フェス『京都大作戦』(2007年は台風の接近のため中止)も大成功におさめている。10-FEET オフィシャルHP

OKMusic編集部

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