【ミドリカワ書房】『愛のワンマンリ
サイタル~秋にのぼせろ~』2011年1
0月26日 at 渋谷CLUB QUATTRO
ストーリーテラーのように歌うことで、聴き手の“そんなこと思っていたな”という甘酸っぱい記憶を呼び起こしたり、思わずクスッと笑えることだったり、時に痛々しい姿に共感もして…世間体など一切気にせず、そんな人間のありのままを紡ぐストレートな歌詞とシンプルなメロディーが体中に染み渡り、逐一反応してしまう。本人曰く、「ユミコ」から「誰よりもあなたを」は恋愛、「君と今夜こそ」から「片想われ」のピンクゾーン、「君は僕のものだった」「それぞれに真実がある」はバラードとブロックごとにテーマを設け、よりディープな世界観を構築。MCでは、ミドリカワ書房の心地良いユルさもあって和やかなムードが漂うのだが、ひとたび“ベイベーッ!”とギアが入れば、バンドメンバーとともに熱量の高いサウンドを奏で会場を沸かせるのだった。