【FUNKIST】『FUNKIST COLLAVOLUTIO
N tour 2011』2011年10月29日 at Sh
ibuya O-WEST
開演に先立ち、春日井陽子(Flute)が急逝したことに触れた染谷西郷(Vo)。そして、バンドの存続について考えたが、舞台に立っている時が彼女を一番身近に感じるから戻ってきたと語った。その言葉が意味するように、いっぱい泣いて、いっぱい笑ったライヴ。対バンツアー初日ということで、まずはEGG BRAINが湿っぽさは無用とばかりにパンキッシュ&ハッピーなサウンドで会場を温めると、FUNKISTも1曲目からフロアに笑顔を咲かせ、2曲目にしてタオルが旋回するほど盛上げる。“陽子ちゃんに書いた手紙を曲にしました”と披露された「Sun Baby」やバラード「愛のうた」ではファンの涙を誘ったが、以降は笑顔が絶えない。それはいつもの光景であり、ステージ上に彼女のマイクも用意されていたこともあって、終始“7人のFUNKIST”を感じていたのは僕だけではないだろう。