「シドニアの騎士」初のTHXシアター
一挙上映が決定！

(c) 弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局　弐瓶勉氏のデビュー作を長編アニメ化した映画「BLAME!」がミニシアターランキングで3週連続第1位を獲得したことを記念し、同じく弐瓶氏の漫画をテレビアニメ化した「シドニアの騎士」が、イオンシネマ海老名のTHXシアターでオールナイト一挙上映されることがわかった。迫力ある重低音が特徴のTHXシアターでの同作の上映は、今回が初の試みとなる。

　「シドニアの騎士」は「月刊アフタヌーン」（講談社刊）で連載中のコミックが原作。太陽系を追われた人類の巨大宇宙船「シドニア」を舞台に、衛人（モリト）と呼ばれる人型機動兵器の訓練生になり、対話不能の異生物・奇居子（ガウナ）との戦いに身を投じる主人公・谷風長道の姿を描く。テレビシリーズは2014年に第1期が放送され、15年に放送された第2期「シドニアの騎士 第九惑星戦役」では、新キャラクター・白羽衣つむぎの登場が、長道たちの人間ドラマや、シドニアを取り巻く戦況に大きな変化をもたらした。

　一挙上映会では、6月16日午後10時50分から第1期「シドニアの騎士」、23日午後10時15分から第2期「第九惑星戦役」を上映する。上映には、ブルーレイ版に収録された、戦闘シーンやセクシーショットなどを中心に各話20カットほどの新規映像を加えた新アングル版映像と、第1期と第2期のブルーレイ最終巻に収録された最終話のディレクターズカット版映像が使われる。これらのテレビ未公開映像がスクリーンに映し出されるのも今回が初めて。なお、6月23日の「第九惑星戦役」上映会では、監督の瀬下寛之と副監督の吉平“Tady”直弘によるトークショーも行われる。

　チケット料金は各回3000円で、6月9日午前9時から劇場窓口とe席リザーブで販売を開始する。なお、6月24日からは同館で「BLAME!」初のTHXシアター上映もスタートする。