最上川司と花見桜こうき『最上桜劇場
』山形凱旋公演で歌謡ショーと大爆笑
の山形弁講座

ヴィジュアル系演歌歌手であり、ヴィジュアル系バンド・THE MICRO HEAD 4N'Sのドラム最上川司と、ヴィジュアル系バンド・ダウトのボーカルでありムード歌謡歌手・花見桜こうきの2人による『最上桜劇場』が、“初巡業”と称して花見桜の故郷・神戸と、最上川の故郷・山形、そして東京の浅草を廻る。
5月3日、山形テルサ アプローズ公演のオフィシャルレポートが到着した。

2日目の公演は、山形テルサ アプローズで公演が行われた。300枚の限定チケットは完売。最上川にとっても2016年12月のワンマンライブから約一年半ぶりの凱旋公演になる。
それぞれの持ち曲、最上川司の「まつぽいよ」、花見桜こうきの「アイラブ東京」の山形バージョンを始めとして、「お祭りマンボ」「孫」「恋のバカンス」など演歌・歌謡の名曲全19曲を披露。お互いに美しいハモリをつけるなど、歌唱力の高さも発揮したショーだった。片方が女性役になってデュエット曲「3年目の浮気」やこの公演のテーマ曲とも言えるオリジナル曲「最上桜音頭」も披露した。
花見桜こうき、最上川司
トークコーナーでは、前回の神戸が関西弁縛りで最上川が四苦八苦。今回の山形は山形弁縛りでMCが展開された。ショーの中盤では花見桜こうきと観客を生徒にしながら、最上川司の独断山形弁講座が催された。
「早く行こうぜ!」は「わらわらあべはー」、「ドンキホーテ」は「ドンクシホーテ」。「かきくけこ」の中に小さな「つ」を入れるのがコツ。「ビデオデッキ」が「ビデオデックツ」になる。
応用編として、「ドンキホーテに行ってCDプレーヤーとビデオデッキ買ってきてください」は「ドンクシホーテさいってスェーデープレーヤーとビデオデックス買ってきてけろ」になる。これを会場全体で繰り返し練習する一場面も。会場の観客とステージ上の二人、ともに大爆笑の中 宴は繰り広げられた。
二人の「知らなくていいトリビアクイズ」も行われた。最上川司が子供の頃に好きだった時代劇当てクイズの正解にちなんで「銭形平次」、花見桜こうきの行きたい海外の正解にちなんで「憧れのハワイ航路」なども披露した。
また、次回は花見桜こうきの両親の新婚旅行がハワイだったことにちなみ、ハワイ公演を目指すと宣言。ショーの最後では最上川が「一言忘れてる事に気がつきました。ただいまー!」とタイミングをすっかり外した挨拶も。また、「ビジュアル系はみんなおっかないメイクをしてるから、お互いにおっかない人だと思ってました。会ってみたらこんなにいい人。ところでビジュアル系ってなに?」と最上川。大爆笑と名曲三昧のエンターテイメントショーに日本各地から集まったファンも大満足の100分だった。
花見桜こうき、最上川司

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