GLAY、『pure soul』アンソロジー盤
のオフィシャルライナーノーツを公開

7月31日(GLAYの日)にリリースされるGLAY 4thアルバム『pure soul』のアンソロジー盤。そのリリースに先駆け、森朋之氏による約3000文字のライナーノーツが本日発表された。
『pure soul』は音楽的な充実とポピュラリティの高さを両立させた作品。また自身初のベスト『REVIEW-BEST OF GLAY』を出した後のアルバムともあり、GLAYにとって非常に重要な1枚。
また、98年『pure soul』のロングツアーのドキュメント映像である、『pure soul MOVIE』が『pure soul Spin-off Movie~HEAVY GAUGE前夜、4人の肖像~』と題して収録されることが明らかになった。当時のツアーやレコーディングの裏側やオフのメンバーの姿が48分収録されている作品に仕上がっている。
【一部抜粋】
1998年7月に発表された4thアルバム「pure soul」。音楽的な充実とポピュラリティの高さを両立させたこの作品が2018年7月31日、アンソロジー盤としてリリースされる。2011年から過去の作品のアンソロジー盤をリリースしているGLAY。「GLAY Anthology」(2011年)、「灰とダイヤモンド Anthology」(2014年)「SPEED POP Anthology」「BEAT out!Anthology」(2016年)「BELOVED Anthology」(2017年)に続く通算6作目のアンソロジー盤が本作「pure soul Anthology」だ。
アルバム「pure soul」の制作は、初のベストアルバム「REVIEW-BEST OF GLAY」(1997年)のリリースを挟んで行われた。初めてオリコン1位を獲得した「口唇」、ミリオンセールスを記録した「HOWEVER」などを収録した「REVIEW」は発売初週にダブルミリオンを達成。累計500万枚以上を売り上げる記録的なヒットとなった。この時点でGLAYは、日本の音楽史上もっとも成功したロックバンドの一つになったと言っていい。
この成功がメンバーにとって大きなプレッシャーになったことは想像に難くない。この時点で4人の年齢はまだ20代半ば。成功を手にしたからこそ、ベストアルバムを聴いたリスナーをさらに驚かせ、惹きつける傑作を作らなくては、この先はない??アルバム「pure soul」にはそんな“使命”が課せられていたと言っても過言ではないだろう。果たして彼らは、その使命を完璧に達成してみせた。当時の4人のモチベーションの高さ、そして、それぞれの音楽的な志向がより強く反映されたアルバム「pure soul」は、ファンの間でも最高傑作の一つとして認知される、キャリアを代表するアルバムとして結実したのだ。
シングル「SOUL LOVE」「誘惑」を収録し、オリジナルアルバムとしては最高となる200万枚を超えるセールスを記録した本作。ライブを想起させる生々しいバンド感と音楽的なトライアルが共存したこのアルバムは、全曲がクライマックスと言ってもいいほどの濃密な作品に仕上がっている。20年経ってもまったく色褪せることにないアルバム「pure soul」から、いくつかの楽曲をピックアップして紹介したい。

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