【男の子】動きやすくておしゃれ！マ
マスタイリストが教える「よそいきコ
ーデ」4選

カジュアル＆スポーティ一辺倒になりがちな男の子の服。でも、コンサートや友人同士の集まりなど、ちょっとだけおめかしさせたいときもありますよね。そんなときにピッタリなコーディネートを、スタイリストさんに教えてもらいました。

選択肢が多い女の子の服と違って、シャツとパンツが基本で、カジュアル＆スポーティ一辺倒になりがちな男の子の服。通園・通学はそれでOKですが、コンサートや親戚・友人の集まりなど、ちょっとだけおめかしさせたいときもありますよね。
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そこで今回は、2人の男の子のママでもあるライフ＆ファッションスタイリストの塩見やすえさんに、男の子のよそいき服の選び方、着せ方のコツやおすすめのコーデを教えてもらいました。
男の子の服選びは、着心地重視！せっかくよそいき服を選んでも、肝心の本人が着たがらない……そんな苦い経験を持つ男の子ママは少なくないのでは？
塩見さんによると、男の子によそいき服をすんなり着てもらうためには、ある前提条件を満たす必要があるそう。
「男の子には、少しでも着心地が悪いと嫌がる子が多いので、本人の着心地の良さ、動きやすさを考えて、柔らかめの素材のシャツやストレッチのきいたパンツなどを選びましょう」
たしかに、やんちゃ盛りの男の子は、常に動いているといっても過言ではないので、デザインの可愛さだけで選んでしまうと嫌がるのも当然かもしれません。素材のほか、形、サイズ感など、子ども自身の好みも把握しておきたいですね。
着せ方にもコツがあるそう。「当日にいきなり新品のよそいき服を着せると嫌がることもあるので、普段から2、3回着せて、慣らしておくといいですよ」
塩見さんが子どもたちをおめかしさせるときには、普段着の延長のカジュアルアイテムを基本に、色使いや小物でよそいき感を出しているのだとか。
参考にしたい！ “おすすめコーデ”4選では次に、上記のポイントを前提に選んだ塩見さんおすすめの「男の子のよそいきコーデ」を4パターン紹介します。
1.シャツコーデ
まずは、シンプルな白シャツ＆デニムのコーデ。
塩見さん(以下、塩見)「子どもらしくて、爽やかで、かしこまった雰囲気にも見えるコーデです。写真のシャツは袖の折り返し部分にブルーが入っています。
このような白ベースのシャツのほか、ブルーのストライプ柄も、スッキリ見えておすすめです」
2.モノトーンコーデ
続いては、黒いTシャツに白パンツ、白シャツに黒パンツといったシンプルなモノトーンのスタイル。
塩見「Tシャツやショートパンツのようないつものアイテムでも、モノトーンにすることでメリハリがついて簡単にお出かけ感が出ます。白い服、特にトップスは食べこぼしなどで汚れやすいので、プチプラのものを何枚か用意しておくといいですよ」
3.カラーパンツコーデ
3つ目は、ストレッチ素材のカラーパンツを使ったコーデ。
塩見「全体的にはカジュアルでも、ボトムをイエロー、グリーン、ブルーなどのぱきっとした鮮やかなカラーのパンツにすると、いつもと違う雰囲気に。
カラーパンツには白やグレーのトップスを合わせるのが無難ですが、イエローのTシャツにグリーンのパンツというようなカラー×カラーのコーデもおすすめ。最近のトレンドでもありますし、一気にあか抜けて見えます」
カラー×カラーのコーデ、初めてだとちょっとドキドキしそうですが、元気な男の子にはピッタリかもしれませんね！
フォーマル替わりに使えるコーデも！
4.グレーカーデのフォーマル風コーデ
ちょっと高級なレストランや、あらたまった席に連れて行くときに便利なのが、グレーのトレーナー素材のカーディガンだそう。
塩見「トレーナー素材だから着心地は抜群。白いシャツに蝶ネクタイ、チェックのパンツなどを合わせるとフォーマルっぽくもなります」
結婚式出席のためにスーツや和服を用意したのに、息子に「絶対着ない！」と拒否されてしまった……そんなときの奥の手としても使えそうです。
足元は、シンプルな色使いのスニーカーにでは、これらのよそいきコーデを着せたとき、足元はどうすればいいのでしょうか？
「ローファーなどの革靴は履きたがらない子が多いので、基本はスニーカーでOK」と塩見さん。ただし、スニーカーの色には気をつけた方がいいそうです。
「男の子に人気の機能性重視のスポーティーなタイプは、いろいろな色が混じったデザインが多く、よそいきコーデに合わせると残念な印象になってしまうことも。
どんなコーデにもしっくりはまるのは、白一色、黒一色、グレーなどのシンプルな色使いのスニーカー。『VANS(ヴァンズ)』のモノトーンのスニーカーも合わせやすいですね。
シンプルな装いには、あえて『ニューバランス』のようなカラフルなスニーカーを合わせても。多色使いでも配色のセンスがいいので、おしゃれにまとまります。
普段、保育園や幼稚園に履いていくのは走りやすいスポーティータイプにして、休日用に別途、シンプルデザインのスニーカーを用意するのも一つの手です」
帽子をプラスして、さらによそいき感アップ！さらに、帽子をプラスすると、ぐっとよそいきっぽさが増すといいます。
「例えば、写真のキャップは、ボーダー柄で、きれいな色使いの葉っぱのモチーフがついています。シンプルなコーデにこんな可愛いデザインの帽子を加えると、アクセントがついておしゃれに見えます。ほかのママに褒められることうけあいですよ。秋冬ならニット帽もいいですね」
たしかに大人でも、帽子をかぶるだけでおしゃれに見えることってありますよね。日よけとしても重宝する帽子、購入するときはデザインを重視して選んでみましょう！
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ライフ＆ファッションスタイリストの塩見さんがセレクトしたコーデ、参考になりましたか？
ちなみに、塩見さんが子ども服や小物を探すときは、『ユニクロ』『H&M』『GAP(ギャップ)』『グローバルワーク』『Rag Mart(ラグマート)』といったブランドを利用することが多いそうです。「よそいきコーデにピッタリのシンプルな服や、デザイン性の高いアイテムがお手ごろ価格で揃いますよ！」と塩見さん。
「うちのわんぱく坊主におしゃれさせるのはムリ」と諦めていたママも、息子に似合うアイテムを探しに出かけてみては？
【取材協力】塩見やすえさん
life&fashion®LABO公認スタイリスト。4歳、7歳の男の子2人の母。スタイリスト山本あきこさんに師事し、ファッションを理論的に学ぶ。
プチプラを取り入れながら、"ペタンコ靴でもおしゃれになれるファッション" を得意とし、ショッピング同行や、『子連れOK! ペタ女のためのコーディネートレッスン』を開催。「毎日が楽しくなった」「自分に自信が持てるようになった」と好評を得ている。
ブログ『ママが幸せならこどもも幸せ。～横浜158センチママ・自分を楽しむファッションコーデ～』では、おすすめアイテム・コーデなども発信。