【ライブレポート】EXID、ソルジが復
帰した日本1stツアー

EXIDが8月23日(木)、東京・Zepp Tokyoで日本初のツアーとなる<EXID 1st JAPAN LIVE TOUR 2018 Produced by MTV>を昼夜二部制で開催した。ここでは一部の模様をお届けする。
先日、2016年末から長く療養中だったリーダー、ソルジの復帰という嬉しいニュースが発表されたが、この日はそんなソルジにとっての約2年ぶりの復帰ステージであり、日本のファンの前に初めて5人で立つステージ。ソルジはもちろん、ソルジ不在の間もEXIDとして休むことなく走り続けたハニ、ジョンファ、ヘリン、LEの4人のメンバーにとって、そして何より長い間、完全体のEXIDの日本でのステージを待っていた、多くのファンにとっても意味のある時間となった。

オープニング映像後、ステージ後方の大きなLEDが左右に開くと、そこに浮かび上がったのは5人のシルエット。EXIDらしいクールな登場だ。公演前日の8月22日に発売されたEXID待望の日本デビュー曲であり、EXIDを韓国でスターダムに押し上げた大ヒット曲の日本語バージョンでもある「UP&DOWN(JAPANAESE ver.)」のイントロが流れると、会場のボルテージは一気にアップ。

一度聞いたら忘れられない印象的なサビの韓国語の歌詞はそのままに、中毒性のあるメロディに絶妙にマッチした日本語の歌詞、EXIDの代名詞ともいえる、クールでセクシーなダンスとEXIDの魅力が凝縮されている曲でEXIDの完全体での日本デビューステージを華々しく飾った。
続く「DDD」は、ソルジが活動休止中に発表された楽曲のため、5人でのステージはこの日が初披露。LEのクールで力強いラップ、柔らかなジョンハン、ハニの歌声、伸びやかなヘリンの歌声に、美しいハイトーンソルジの歌声と、EXIDの歌声のバランスの良さを再認識できる楽曲だと感じる。

その後も、日本デビューシングルに収録されており、英語詞と作曲にLEが参加しているセクシーな歌詞と、重めのビートが心地よい、「CREAM(JAPANAESE ver.)」、ソルジも大好きだというヒット曲の1つ「HOT PINK」、パワフルでポップな「Vaporize Yourself!(日本オリジナル楽曲)」まで、ステージ披露が久々だというナンバー、日本では初披露となるナンバー、ダンスナンバー、ミディアムテンポのダンスナンバーと、パフォーマンスを通じてファンとの会話を楽しんでいるようにも見える、デビューから様々な出来事を乗り越えてきたEXIDだからこそできる、さすがのパフォーマンスだった。
ライブ中、MC中にも、日本デビューと完全体でのステージを見られたことに感動し涙を流すファンも多くみられたが、「今日の目標は泣かないこと!」というMCでのハニの言葉通り、メンバーは涙をこらえ、日本デビューと、このステージに5人で立てたことへの嬉しさ、喜び、感動、そして長い間待っていてくれたファンへの感謝を述べながら、最後まで明るく楽しいトーク、クールでかっこよく、セクシーなEXIDだけの魅力的なパフォーマンスで魅せてくれた。
EXIDの日本デビュー記念となるイベント<EXID 1st JAPAN LIVE TOUR 2018 Produced by MTV>。大変な時期を乗り越え、再び完全体となったEXIDのこれからは、きっと明るい希望に満ちていると感じることができる時間となった。

また今回のライブはMTVにて9月30日に放送が決定している(詳細:http://www.mtvjapan.com/news/c403pq/mtvlive-EXID-japantour)。

文◎平松道子
撮影◎田中真二

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