簡単&科学的!1回5秒で「部分やせ」
が叶う筋トレ法

冬本番、寒くて運動不足になっていませんか? 体重計に乗るのがこわいという人もいるのでは? 部分やせはできないという定説を覆す異色のダイエット本『世界一効く 下半身ダイエット』から、科学的にやせる5秒筋トレについて、ご紹介します。

冬本番ですね。寒くて運動不足になり、体重計に乗るのが怖いという人も多いのでは?
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特にココがヤバい! という方に朗報です。部分やせはできないというのが、今までの通説でしたが、最新の科学では部分やせは可能というダイエット本が登場しました。
その名も『世界一効く下半身ダイエット 科学的に一番やせる5秒筋トレ』(松井薫著)です。
お尻、ウェスト、脚、太もも、ふくらはぎなどなど、特に気になる人が多い下半身のダイエットに効果が期待できそうです。
部分やせは可能!?最新の研究によると、部分的な筋肉にフォーカスして、効果を上げる方法が実証されていると、『世界一効く 下半身ダイエット 科学的に一番やせる5秒筋トレ』の著者の松井さん。
「あるひとつの筋肉に関連し、関節の動きを意識して行うことによって、対象とする筋肉に最大限の負荷をかけられる」のだそうです。
負荷をかけるのは時間にして1回5秒というのですから、無理なくできそうな気がしてきますよね。
なぜ1回5秒か?5秒筋トレの理論は、アイソメトリック運動に基づいています。もともとはリハビリを目的とした静止運動で、普段からあまり運動をしない人や、筋力が弱い人に向くトレーニングです。
「つまり、筋力が収縮した状態をキープすることで、狙った筋肉をピンポイントで鍛え、脂肪を燃焼させるトレーニング法」で、一般の筋トレよりも筋肉や関節に負担がかかりにくいのに、劇的な効果が期待できるのだそう。つまり、いわゆる“キツイ”とされる筋トレとは一線を画したトレーニングと言えるでしょう。
さらに、器具も不要ですし、やる場所も選びませんから、今日からでもすぐ始められるダイエットとして最適ですね。
やせたいなら、筋肉の位置を知るべし単にやせたい、と思うだけでなく、「ここを細くするにはどの筋肉を鍛えればいいか」といった風に、まずはきちんと筋肉の位置を把握しておきましょう。
たとえば、太ももとひとことで言っても、その内部は、内転筋群、ハムストリングス、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋など、4種類もの筋肉(群)から成り立っています。
『世界一効く下半身ダイエット 科学的に一番やせる5秒筋トレ』には、わかりやすい筋肉の図が載っています。
やせたい筋肉の位置を知ったら、トレーニング時に「大腿四頭筋さん、縮んでますか?」と声がけしながらやってみましょう。だまされたと思ってやってみてください。実は、だますのは脳なのです。
たとえば、なにも考えずにトレーニングするのと、脳から「重いものを持っているイメージ」の指令を送られながらトレーニングするのとでは、効果が大きく異なります。
○○の力を借りればさらに効果大
効果絶大!「イメージの力」とは?ダイエットに「イメージの力」が使える、というのは驚きですよね。
この筋トレが他のトレーニングと違うのは、トレーニングの姿勢をとるときに、ただやるのではなく、具体的なイメージをしながらやる点です。
たとえば、150度くらいまで脚を開いてしゃがむ姿勢をとる、体幹および下半身のトレーニングがあります。この時に「お相撲さんが蹲踞する」イメージをしながら筋肉に負荷をかけると、より大きな効果があるのだそうです。
この「イメージの力」は誰もが持つ、脳と筋肉の連携をスムーズにする最強のツールです。使わない手はないですよね。
呼吸にも注意この5秒筋トレで注意することは、呼吸の仕方です。ヨガやストレッチは息を吐くときにお腹に力を入れない「順式の腹式呼吸」ですが、5秒筋トレでは、息を吐くときもお腹に力を入れる「逆式の腹式呼吸」をします。ポイントとしては、息を吐くときに口から吐くと、お腹に力が入ります。
大きく息を吸い、吐くことで、横隔膜が大きく動き、お腹周りの筋肉が刺激されて引き締まります。さらに、全身の新陳代謝も高まり、やせることにつながるのだとか。
5秒でOKですので、ぜひ気をつけてやってみてください。
具体例それではいくつか、具体例をご紹介しましょう。
太もも(前側)を細く
両手を腰にあて、両ひざでタオルをはさみます。
脚は閉じて立ち、かかと・つま先は揃えます。大きく息を吸いながら、両ひざを右に曲げ、そのまま息を止めずに5秒キープします。ゆっくり息を吐きながら、1の体勢に戻ります。
反対側も同様に。このときのイメージは「スキーのパラレル」で!足首をキュッとさせるには
右足は少し前に出し、手は後ろで組みます。
脚は閉じて立ちます。両手をお尻の後ろで組んだら、息を吸います。腹式呼吸で息を吐きながら、右足のつま先を上げ、息を止めずにそのまま5秒キープします。ゆっくり息を吸いながら、1の体勢に戻ります。
反対側も同様に。このときのイメージは、「踏切の遮断機が上がるイメージ」です。まとめ今回は「イメージの力」を使った、ちょっと異色の筋トレをご紹介しました。まずは2週間集中してやってみてはいかがでしょうか。
実際に効果が出てくれば、さらにモチベーションも上がるはず。寒くて縮こまりがちな筋肉を冬のうちに鍛えれば、自信を持って春を迎えられますよ。

ウレぴあ総研

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