ハンナ・コーエンのサード・アルバム
が完成、新曲「This Is Your Life」
も公開に
その美貌と知性を駆使してNYでモデル / 写真家として名が知られるようになっていたハンナが、新たにミュージシャンとして活動をスタートさせるというニュースが流れたのは2012年のこと。しかも彼女を全面的にバックアップしていたのが、ノラ・ジョーンズやザ・ナショナル等との交流でも知られ、ピアノ・サウンドとウィスパー・ヴォイスで奏でるその繊細で洗練されたアコースティック・サウンドが人気を集めるイケメン・ピアニスト / シンガー / プロデューサーのダヴマンことトーマス・バートレットだったことも話題となった。彼の強力なサポートを受けてリリースされたハンナのデビュー・アルバム『チャイルド・ブライド』は、どれもが彼女だからこその不思議な世界観を醸し出していた。
時を同じくしてここ日本ではグラミー賞アーティストのジェシー・ハリスとハンナによるフォト・エキシビションも開催され、音楽だけでなくファッションやカルチャー界でも彼女の名前が浸透していった。2015年には引き続きトーマス・バートレット全面的バックアップによるセカンド・アルバム『プレジャー・ボーイ』をリリース。シンセを多用した北欧のエレクトロニカ・ポップを感じさせるサウンドがこれまた話題となった。
そんな彼女が、この度約4年ぶりに3作目となる『ウェルカム・ホーム』を完成させ、海外にて4月26日(金)にリリースされることが明らかになり、早速収録曲「This Is Your Life」のミュージック・ビデオも公開となった!
今作はハンナのパートナーでもあり、サム・エヴィアン名義で活動するソングライターのサム・オーウェンスによるプロデュース。新たなクリエイティブ・パートナーとブルックリンの新居にて、ゆっくりと時間をかけて曲と歌に取り掛かったというハンナ。
既出の「This Is Your Life」をはじめとするアルバムの多くの楽曲は古いナイロン弦ギターを用いて書かれており、ハワイのビーチやヤシの木がモチーフとなっている。加えて、フォークやR&Bにヴォーカルが強調されたポップなプロダクション、エレクトロなアクセント、そして脈打つようなギター / ベース / ドラムも感じることができるだろう。
マーヴィン・ゲイ、ビル・ウィザース、キャリー・クリーヴランド、そして友人でもあり今作にドラマーとして参加しているニック・ハキムを感じさせるソウルフルさ、それにキャロル・キングやハリー・ニルソンといったシンガー・ソングライターの息吹が宿った温かみのあるアルバムがここに完成している。
ノラ・ジョーンズやラナ・デル・レイにも通ずる歌声として知られるハンナ・コーエン、是非一度このアルバムを通して知ってもらいたい。
ハンナ・コーエン「ウェルカム・ホーム」
海外発売日:2019年4月26日(金)
Bella Union / Hostess Entertainment
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アーティスト
Hostess Entertainment
独立系音楽会社Hostess Entertainmentがリリースする数々のアーティスト情報、そしてタッグを組むYnos(イーノス)が行っているライヴ公演シリーズ「Hostess Club」の情報をお届けします。