「伊庭靖子展 まなざしのあわい」東
京都美術館で、眼とモティーフの“間
”にある世界を表現した絵画など

「伊庭靖子展 まなざしのあわい」が、東京都美術館 ギャラリーA・B・Cにて、2019年7月20日(土)から10月9日(水)まで開催される。
伊庭靖子は、画家の眼とモティーフの“あわい”(間)にある世界に魅せられ、触れたくなるようなモティーフの質感やそれがまとう光を描くことで、“あわい”の世界を表現し続けてきたアーティスト。自ら撮影した写真をもとに、空間や風景を生かした絵画や版画などを制作している。
「伊庭靖子展 まなざしのあわい」は、伊庭靖子が美術館で開催する、10年ぶりの個展。東京の美術館では初の個展となる。新作や近作に繋がる作品を中心に、東京都美術館で撮影した写真をもとにした絵画や版画を紹介する他、新たな試みとして、映像作品も発表する。人の眼と見る対象との間にある、光、大気、雰囲気など、様々なものに対する関心を、立体視を用いた作品で表現する。
会場となるギャラリーには、建築家・前川國男が設計した吹き抜けの大きな空間が広がっている。前川國男がこだわった、つり壁やぶら下がりの天井照明、打ち込みタイルなどが独特の空気感を演出。雰囲気も相まって、伊庭靖子の、光に満ちた静かな作品をより感覚的に楽しめそうだ。
伊庭靖子展 まなざしのあわい会期:2019年7月20日(土)~10月9日(水)場所:東京都美術館 ギャラリーA・B・C住所:東京都台東区上野公園8-36休室日:月曜日、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)※8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開室開室時間:9:30~17:30 ※入室は閉室30分前まで夜間開室:金曜日 9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで※ただし、7月26日、8月2日、9日、16日、23日、30日は9:30~21:00観覧料:一般 800円/団体(20名以上) 600円/65歳以上 500円/大学生・専門学校生 400円※高校生以下無料■サマーナイトミュージアム割引7月26日(金)、8月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金)、30日(金)の17:00~21:00は、一般600円、大学生・専門学校生無料(要証明)※7月20日(土)、21日(日)、8月17日(土)、18日(日)、9月21日(土)、22日(日)は、「家族ふれあいの日」により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は、当日一般料金の半額(要証明)※8月21日(水)、9月16日(月・祝)、18日(水)は「シルバーデー」などにより、65歳以上は無料(要証明)。当日は混雑が予想される。※10月1日(火)は「都民の日」により、誰でも無料※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者とその付添い(1名まで)は無料(要証明)※都内の小学・中学・高校生に準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観賞するときは無料(要事前申請)【問い合わせ先】TEL:03-3823-6921

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