市川海老蔵×黒木瞳×森山未來で『オ
イディプス』上演、演出は本邦初登場
のマシュー・ダンスター
あらすじ 「父を殺し、母を娶るであろう」という恐ろしい予言から逃れるため、放浪の旅に出た古代ギリシャ・コリントスの王子オイディプス(市川海老蔵)は、旅先のテーバイで怪物スフィンクスを退治した英雄として請われ、王となる。オイディプスは先王ライオスの妃イオカステ(黒木瞳)を妻に迎え幸せな日々を送るが、ほどなくしてテーバイ中に疫病が蔓延する。神官(森山未來)を中心に、オイディプスに助けを求めるテーバイの市民たち。オイディプスは国を救うために神託に従い、先王殺害の犯人を捜すが、やがて明らかになるのは恐るべき真実だった…。
残酷で悲劇的な運命がオイディプスに襲いかかる…。
『オイディプス』は、国内外のクリエイターとともに海外戯曲の名作を手掛けてきたDISCOVER WORLD THEATREシリーズの第7弾であり、ギリシャ悲劇の最高峰「オイディプス王」(作・ソポクレス)の翻案作品。
マシュー・ダンスター(Matthew Dunster)プロフィール:演出家。劇作家、俳優でもある。ヤング・ヴィック・シアター、シェイクスピア・グローブ・シアターのアソシエイト・アーティストを務める。2016 年ローレンス・オリヴィエ賞ベストディレクター賞ノミネートをはじめ、数々の演劇賞を総嘗めにした『ハングメン』(作:マーティン・マクドナー)は、ロイヤル・コート・シアター、ウエストエンドを経て、現在ニューヨークのアトランティックにて上演中、ブロードウェイへの進出も決まっている。ロイヤル・コート・シアター、ナショナル・シアター、ロイヤル・エクスチェンジ(マンチェスター)等で演出家としての着実な実績を積み、2011年ローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされた『MOGADISHU』の演出で一躍注目を集める。その後、2012年には、イングリッシュ・ツアリング・シアターの『The Sacred Flame』がローズシアターで開幕の後、英国ツアーを成功に収める。2015 年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(スワンシアター)『Love’ s Sacrifice』、リージェントパーク・オープン・シアターでの『The Seagull』では、劇評各紙がその精巧で艶やかな演出を絶賛した。また、ストレートプレイの演出に留まらず、ロイヤル・オペラ・ハウス、サドラーズ・ウェルズにてダンスカンパニーや振付家とのコラボレーションワークにも携わっている。2018 年10月に、前ナショナル・シアター芸術監督であるニコラス・ハイトナーの新劇場・ブリッジ・シアターにて、マクドナーの最新作『A Very Very Very Dark Matter』を演出し、大きな注目を集めた。
<近年の演出作品>
2015年『Hangmen, Liberian Girl』(Royal Court)
2015年『The Seagull, A Midsummer Night’ s Dream』(Open Air Regent’ s Park)
2015年『Love’ s Sacrifice』(RSC)
2014年『Mametz』(National Theatre Wales)
2013年『Before the Party』(Almeida)
2013年『The Lightning Child, Arthur Darvill and Doctor Faustus』(Shakespeare’ s Globe)
2013年『The Love Girl & the Innocent, You Can Still Make a Killing』(Southwark Playhouse)
2012年『A Sacred Flame』(EnglishTouring)
2012年『Saturday Night and Sunday Morning, Mogadishu』(Royal Exchange Manchester)
2012年『The Most Incredible Thing』(Sadler’ s Wells)
SPICE
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