『ゴールデンクロス』キム・ガンウ-
チョン・ボソク…俳優たちの息詰まる
演技力が話題!

平凡な家族が巨大な陰謀によって凄惨に崩壊する姿が予告されながら、1%の力に平凡な99%の力ない人生がどれだけ無気力なのかを見せてくれ、万感を交差させる。また金融界と芸能界が入り混じった陰謀に活用される姿で視聴者たちの怒りをかって、高い没頭力をみせている。

『ゴールデンクロス』は韓国経済を思うままにする上位0.001%の秘密クラブ‘ゴールデンクロス’を背景に、その中で起こる暗闘と陰謀、そしてこれらに犠牲にされた平凡な家族の復讐がおります内容だ。秘密クラブ’ゴールデンクロス‘の話は財閥グループの裏話をのぞき見るような興味深深ながらも巨大クループの犠牲になる力のない、彼らの姿は自分の話のように感じて涙を誘った。

先日4月9日放送された1話では、ハンミン銀行経営戦略チーム長だけど、妻オ・グンシル(チョン・エリ)の店の買収費用も用意できない小市民カン・ジュワン(イ・デヨン)が銀行を売却させようとする上層部の陰謀に犠牲になる。書類の数字をひとつだけ操作してくれたら昇進と家をくれると脅迫を受け良心と現実の前で葛藤する姿が描かれた。

また、芸能界の性接待、親族殺害など、現実の問題点を余すところなく露にした。ドラマの構成も劇の緊張感を与えるのに充分だった。『ゴールデンクロス』は復讐劇の序幕であり、家族が天国と地獄を行き来する重要な瞬間を短い時間で見せてくれて引き付けた。カン・ドユン(キム・ガンウ)が検事になって家族からお祝いをされている場面で始まり、父カン・ジュワン(イ・デユン)が娘カン・ハユン(ソ・ジミン)を殺害した犯人として警察に逮捕されてきた場面、カン・ドユンが父を尋ねて行き、どうして妹を殺したのか嗚咽する場面などが、短く紹介された。

ソ・ドンハ(チョン・ボソク)とパク・ヒソ(キム・ギュチョル)はVIPルームでワインを飲みながら、何かを相談している最中で、ホン・サラは固い表情で誰かと電話しているなど、重要な場面が短く紹介した編集が、よけい視聴者を釘付けにした。そして、話は以降、3ヶ月前に戻った。

俳優たちの演技力は、没頭力を高めた。特に経済企画部金融政策長ソ・ドンハを演じるチョン・ボソクの2つの顔はぞっとした。チョン・ボソクは優しい父親だが、自分の娘ソ・イレ(イ・シヨン)と同じ年くらいの芸能人志願生カン・ハユンを罠にはめて性接待をさせた。以前のドラマで乱暴な口調と険しい表情の悪役だったなら『ドールデンクロス』でじゃ柔らかい笑顔でカン・ハユンに接する姿が見る者を心をさらにヒヤッとさせた。

彼は、絶望してベッドに座っているカン・ハユンを後ろにして娘と多情に電話をし、電話を取らないカン・ハユンに「ソウルに戻れそうかい?」「じゃ、また会おう」とやさしく挨拶して出ていった。その表情と口調がさらに鳥肌をたたせるほどヤヌス的な悪人の誕生を予告した。

ここにすべての世界をおもちゃのように弄ぶ冷徹なマイケル・チャンに変身したオム・ギジュンの変身は、やはり『ゴールデンクロス』が悪人の熱戦という事実を明確にして、今後繰り広げられる展開を期待させた。

韓国社会上位0.001%の経済を動かす秘密クラブ『ゴールデンクロス』を背景に、彼らの陰謀に巻き込まれた男の欲望と愛を描く貪欲復讐劇。10日に放送される2話ではカン・ドユンが妹カン・ハユンが罠に嵌められた事実を知りながら『ゴールデンクロス』の陰謀が本格的に進行する。

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