<ビッグマン> 現実を批判した台詞で
視聴者共感!
権力を握った人間に関する話題を赤裸々にセリフの中に混ぜ込み注目を集めている。カン・ソンウク(オム・ヒョソプ)が作成したDNA検査の結果を見て「正直、これってやろうと思えば捏造できますよね?」と言うジヒョク(カン・ジファン)のセリフと「血縁であればあるほど警戒しますよ。近ければ近いほど刺される可能性が大きくなるからね。」と言うド・サンホ(ハン・サンジン)の台詞からやろうと思えば何でも出来てしまう上流層の冷血さを感じさせた。
また検察調査中に突然、脳卒中で倒れ運び出されるカン・ソンウクに向かって「あれがマジに見える?ただの演技でしょ。さっきまでピンピンしていた奴が急に何で?あんなの全部演技だ!」と言うジヒョクの台詞と「罪のない人間を捕まえる法律があるのか?そんなのこの世のどこにある?」と派出所に抑留されたジヒョクを助けるため、腕をまくる市場の人たちの言葉は視聴者から多くの共感を得た。
特に幾度と考えさせられるジヒョクの台詞は温かい感動も与えてくれる。「ヤクザだって組織のために戦って死んだやつがたとえ下っ端だったとしても補償してあげられることはしてあげるんだ。」、「なに言ってんの?下っ端が駆けつけたら…必ず!一番上の奴がまず家族にあいさつに行って、安心させてあげるのが最優先だ!」というジヒョクの台詞は視聴者の心を掴むのに十分なものだった。
このように〝ビッグマン〟の台詞にはほろ苦い現実と感動、そして愉快な要素までバランスよく混ぜ合わしながら〝ウェルメード(意味:well madeよく作られた)〟ドラマとして評価を得ている。今後どんな台詞とストーリで視聴者を引っ張っていくのか期待が高まる。
視聴者の孫の手のような存在であるKBS 2TV 月火ドラマ〝ビッグマン〟は12日夜10時から第5話が放送される。
KEJ NEWS