音楽クリエイター集団バンドの
TOKYO RABBITが示す【後編】
“音楽を基軸とした
総合エンタテインメントカンパニー”
オリジナル楽曲を出し続けることは
10年、20年と絶対に続けていく
メンバーにとって、自由に表現できる場所がTOKYO RABBITのようだ。そのバンドが作った曲を即座にリリースできる時代の流れを上手く活用しているのだが、そこは配信中心のレーベル『TOKYO RABBIT RECORDS』であるからこそ。このスピード感に対して大塚はあるエピソードを訊かせてくれた。
「以外とスピーディーにレコーディングから配信にいくので、僕のところに曲が届く時には一週間後にリリースみたいなこともあるんですよ」(大塚)
「あははは」(全員)
「なので、いつ曲作りの話が始まったか分からないけど、僕のところに届いた時にはほぼ出来上がっているので“また、急遽できたか”となるんです。でも、それを仕事と捉えているわけじゃなくて、楽しめているからTOKYO RABBITが遊びと言われたら近い感覚がある気がします」(大塚)
「今度から気をつけるよ(笑)クレームかよ!」(堂野)
「納品から配信されるまでのスピードに関しても、今まで僕が音楽活動をしてきた中でも各段に早いので、なんかそれは新しいなという感覚があります。それこそこの前、天下寿司で食事をしてたら僕たちの曲が流れてきたんですけど、“これ、2週間くらい前にドラムを録った曲だよな”みたいな(笑)。今までだとレコーディング後にプレスする流れだから、何ヵ月前に叩いたやつだと思って聴いてたけど、この感覚は初めてで。その分、楽しんでいますよ」(大塚)
「確かにすごくタイトだけど、これまでがとにかくゆっくり動くチームやバンドが多かったので、それは楽しいですよね」(阿部)
「ゆっくりやってたら先に進まないからね」(トサキ)
「そうだよね。自分で決めて先に進まないとダメだと思う。あとは、この間Sumireさんのライヴで2回だけスタジオ入って本番みたいな仕事があったけど、ああいうのもやりたいんだよね」(阿部)
「あったね。そういうのもやりたいと言えば出来るチームだから。やりたいと思っていることがあれば、叶えるのが僕の仕事なのでどんどん言ってほしいですね」(堂野)
「以外とスピーディーにレコーディングから配信にいくので、僕のところに曲が届く時には一週間後にリリースみたいなこともあるんですよ」(大塚)
「あははは」(全員)
「なので、いつ曲作りの話が始まったか分からないけど、僕のところに届いた時にはほぼ出来上がっているので“また、急遽できたか”となるんです。でも、それを仕事と捉えているわけじゃなくて、楽しめているからTOKYO RABBITが遊びと言われたら近い感覚がある気がします」(大塚)
「今度から気をつけるよ(笑)クレームかよ!」(堂野)
「納品から配信されるまでのスピードに関しても、今まで僕が音楽活動をしてきた中でも各段に早いので、なんかそれは新しいなという感覚があります。それこそこの前、天下寿司で食事をしてたら僕たちの曲が流れてきたんですけど、“これ、2週間くらい前にドラムを録った曲だよな”みたいな(笑)。今までだとレコーディング後にプレスする流れだから、何ヵ月前に叩いたやつだと思って聴いてたけど、この感覚は初めてで。その分、楽しんでいますよ」(大塚)
「確かにすごくタイトだけど、これまでがとにかくゆっくり動くチームやバンドが多かったので、それは楽しいですよね」(阿部)
「ゆっくりやってたら先に進まないからね」(トサキ)
「そうだよね。自分で決めて先に進まないとダメだと思う。あとは、この間Sumireさんのライヴで2回だけスタジオ入って本番みたいな仕事があったけど、ああいうのもやりたいんだよね」(阿部)
「あったね。そういうのもやりたいと言えば出来るチームだから。やりたいと思っていることがあれば、叶えるのが僕の仕事なのでどんどん言ってほしいですね」(堂野)
レコーディングから2週間後には世の中に楽曲が出ている。配信が重きを置く時代だからこその体験だろう。その変化を楽しみ、どんなことにも挑戦できる環境を堂野は作りたいと話していた。うさぎのようにスピード感を持って動き、今を生きる彼らがこれから描くビジョンとは。
「音楽を基軸とした総合エンタテインメントカンパニーですね。だけど、一個ちゃんと確立したものを持ったうえでやりたいので、それがTOKYO RABBITなんです。音楽家であるメンバーと音楽をやりたいし、映画を撮るならTOKYO RABBITの音楽を入れるとか、出演してくれた俳優さんに歌ってもらう曲をTOKYO RABBITで作るとか。とにかくエンターテインメントに音楽は外せないものだし、その音楽を会社の中で内製できるということはすごいことですよね。そこが強みなので、リリースを重ねて僕たちのオリジナル楽曲を出し続けることは絶対に続けていきます。どこまでいけるか分からないけど10年、20年と出し続けてもいいと思っていますね。それと同時に音楽家とか映像家とかの線を引かずに、ジャケットのデザインもやる。感覚だからやるという、そういう活き活きとした場所だったり機会だったりチャンスを作るのが僕の仕事だから、まだ4人で小規模なチームですけど、TOKYO RABBITというチームがエンターテインメント界で認知されるようになったら、みんなでパーティーがしたいです! それが夢ですね」(堂野)
「音楽を基軸とした総合エンタテインメントカンパニーですね。だけど、一個ちゃんと確立したものを持ったうえでやりたいので、それがTOKYO RABBITなんです。音楽家であるメンバーと音楽をやりたいし、映画を撮るならTOKYO RABBITの音楽を入れるとか、出演してくれた俳優さんに歌ってもらう曲をTOKYO RABBITで作るとか。とにかくエンターテインメントに音楽は外せないものだし、その音楽を会社の中で内製できるということはすごいことですよね。そこが強みなので、リリースを重ねて僕たちのオリジナル楽曲を出し続けることは絶対に続けていきます。どこまでいけるか分からないけど10年、20年と出し続けてもいいと思っていますね。それと同時に音楽家とか映像家とかの線を引かずに、ジャケットのデザインもやる。感覚だからやるという、そういう活き活きとした場所だったり機会だったりチャンスを作るのが僕の仕事だから、まだ4人で小規模なチームですけど、TOKYO RABBITというチームがエンターテインメント界で認知されるようになったら、みんなでパーティーがしたいです! それが夢ですね」(堂野)
Text by 岩田知大
■音楽クリエイター集団TOKYO RABBITを紐解く【前編】
https://okmusic.jp/news/403811
https://okmusic.jp/news/403811