「ヒロアカ」劇場版オリジナル敵役に
中井和哉　個性社会の崩壊を画策

劇場版オリジナル敵・フレクト・ターン（CV：中井和哉）(c)2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平／集英社　「僕のヒーローアカデミア」シリーズの劇場版第3弾「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」に、中井和哉が出演することがわかった。劇場版オリジナル敵（ヴィラン）、フレクト・ターン役を担当する。

　原作者・堀越耕平氏が総監修・キャラクター原案を務める今作は、世界中の個性保持者の殲滅（せんめつ）をもくろむ謎の組織・ヒューマライズが仕掛けた「個性因子誘発爆弾（イディオトリガーボム）」から人々を救うため、世界選抜ヒーローチームが爆弾回収任務にあたることになる。エンデヴァー事務所でインターン中のデク、爆豪、轟も、日本から遠く離れた国オセオンで作戦に挑むことになったが、ある事件に巻き込まれたデクが全国指名手配されてしまう。

　中井が演じるフレクト・ターンは、「“個性”は世代を経る毎に混ざり深化し、いずれコントロールできなくなる」という考えの「個性終末論」を掲げるヒューマライズの指導者で、個性因子誘発爆弾によって個性を暴走させ、個性社会の崩壊を画策する。「人類の救済＝個性の殲滅」という新たな価値観を持つ敵を演じることになり、「世界的な人気作であるヒロアカに出演させていただけることに、とても興奮しています。演じさせてもらうフレクトは、人類を救うという信念のもとテロを画策する、いわば裏返しのヒーロー。色々な価値観が対立しあう現代にお届けする物語に相応しい、リアルな敵役にできるよう頑張ります」と意気込んでいる。

　「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」は8月6日から公開。