「映画大好きポンポさん」のフィルム
化&上映を目指すクラウドファンディ
ング企画がスタート
(c)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/ 映画大好きポンポさん製作委員会 6月4日から公開中の劇場アニメ「映画大好きポンポさん」を、フィルム化して上映するクラウドファンディング企画が「Makuake」でスタートした。目標金額は1000万円。
「映画大好きポンポさん」は、杉谷庄吾【人間プラモ】氏による漫画が原作。映画の街ニャリウッドを舞台に、敏腕映画プロデューサーのポンポさん(CV:小原好美)に監督を任された、青年ジーン・フィニ(清水尋也)の奮闘を通じて、映画作りの夢と狂気を描く。
今回のクラウドファンディング企画は、東京・立川シネマシティで行われた「セッション」「タクシードライバー」の極上音響上映に続く“ポンポさんプロデュース企画”の第2弾となる。デジタル化により失われつつあるフィルム文化に着目した試みで、デジタル作品として制作された「映画大好きポンポさん」をフィルム用にリデザイン。フィルム上映時代の技術者を集めて「フィルム化の工程」を再現し、「フィルムへの焼き付け」を施すことで、過去の名画と同様の風合いを表現する。工程をまとめたレポートは、支援者へのリターンとして公開される。
株式会社東京現像所・調布第二試写で10月に開催されるフィルム版上映会には、1万円以上の支援者が招待される。そのほか、平尾隆之監督と松尾亮一郎プロデューサー、技術スタッフらが登壇する、フィルム現像や音の現像などにスポットを当てたトークイベントへの参加券なども、支援者へのリターンとしてラインナップされている。上映会開催後には、全国各地での上映も計画される予定だ。
企画趣旨やリターンなどの詳細は、プロジェクトページ(https://www.makuake.com/project/pompo-the-cinephile/)に掲載されている。
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