アコースティック・インスト・ファン
注目のユニット、フラリーパッドが新
作PVを公開

爽やかなウクレレ・サウンドとエッジの効いたアコースティック・ギター・サウンドで夏の訪れを感じさせる “フラリーパッド”のニューアルバム『フラリー・トロリー・ツアー』がCDと音楽配信で５月20日（水）発売となった。

フラリーパッドは、05年に結成された前田大輔（ウクレレ）と清水英之（アコースティック・ギター）によるインスト・デュオ。ありそうで意外といない「ウクレレ＆アコギ」という組み合わせで噂が噂をよび、昨年メジャー・デビューに至った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今回のアルバムに収録され、既に先行しているSK-IIのTVCM曲「オーシャン」、GReeeeNのカヴァー「キセキ」、Mr.Childrenのカヴァー「花の匂い」のPVが、【soundtown youtube】をはじめとする各動画サイトで公開され話題を呼んでいる。

これらのPVを制作したのは、今作のアートワークを全てデザインしたKUROKI YUTAKA氏。 彼が描いたアルバムのアートワークは、フラリー・トロリーバスが海までの道のりを旅する様を描いた１枚の一続きの絵になっており、PVもその世界観をそのまま、本人たちの映像とイラストで合成したとてもかわいい内容になっているので必見だ。

【EMIミュージック】のアルバム特設サイトでは、これらのPVとインタビュー映像を公開中。さらに、近日中にはこのPVのユニークな撮影風景もアップされる予定。
そして６月上旬から、アルバム収録曲「スタートポイント」が 夏のイメージにあう楽曲として、全国数千の郵便局でOAされることも決定した。

ハワイアンやフラなどのイメージが強いウクレレだが、幅広い音楽を吸収してきた２人の音楽には、単なるウクレレ＝ハワイアンというイメージに留まらない、「音楽の垣根」をまったく感じさせない魅力がある。
まさに海に向けてトロリーバスに乗って旅をしているかのような気分にさせてくれる。この夏、旅に出る人にもそうでない人にもオススメの一枚だ。