(左から)竹内涼真、安藤雅司監督

(左から)竹内涼真、安藤雅司監督

竹内涼真、アニメ声優初挑戦で悔しい
思い 安藤雅司監督のイラスト色紙に
感激「これは激アツ」

(左から)竹内涼真、安藤雅司監督 上橋菜穂子氏の人気ファンタジー小説をアニメーション映画化した「鹿の王 ユナと約束の旅」が2月4日、全国306館で初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶に声優を務めた竹内涼真、安藤雅司監督が登壇した。
 2度の延期を経て公開を迎えた本作は、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」の作画監督で知られる安藤が初監督に挑み、強大な帝国が支配する世界を舞台に、死にいたる謎の病から生き延びて旅を続ける血の繋がらない父子と、その病の治療法を探して奔走する医術師らが過酷な運命に立ち向かう姿を描く。
 天才医師ホッサル役でアニメ声優に初挑戦した竹内は「自分なりに一生懸命準備していきましたが、アフレコ当日に相手役の声優さんたちはピンポイントで監督が欲しいキーを一発で出してくるのが衝撃でした。あれが悔しくて、何十回と延々とやらせていたただいた」とアフレコを振り返る。
 安藤監督は、竹内のアフレコについて「音響監督たちと聞いていて、OKテイクが出るけれど、竹内さんからもう一回やらせてくれって言われて。とりあえずやってもらうと、もう一回やらせてくれって言ってからやったほうがいいんです。それから『もう一回やらせてくれ』って言うのを待つようになっちゃって(笑)」と裏話を披露した。
 竹内は「また機会があるならやってみたいです。自分の声があんまり好きじゃないのですが、よかったと言ってもらったら自信がつきました」と胸を張り、原作者の上橋氏からも手紙で「聞き心地が良かった」と褒められたことを明かした。
 また、安藤監督からホッサルと竹内の似顔絵を描いたイラスト色紙がサプライズで贈られると、竹内は「ホッサルかっこいい。こんなにきれいに(似顔絵を)描いてもらったのは初めてです」と感激し、「安藤さんすごい。これは激アツ。今日はちょっと飲んじゃいます」と、安藤監督に深々お辞儀をして感謝していた。
 この日は戦士サエの声優を務めた杏も出席予定だったが、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者になったため欠席に。本作と現在の世の中の状況についての共通点を挙げて、「私たちのこの世界にも鹿の王が現れると信じております」とコメントを寄せた。

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