【Liyuu インタビュー】
いろんな私を表現して、
本当の私を理解してもらいたい
実はすごく優柔不断で、
お弁当も決められません(笑)
「Reply」の歌詞は作詞家さんとディスカッションはされたのでしょうか?
はい。書いていただいた宮嶋淳子さんと事前にお会いして、お話しをさせていただいたんです。その時は雑談のようにいろんな話をしていただけだったんですが、いざ歌詞をもらったら、自分の中でずっと伝えたかったけど、話をまとめられなかったことが全部書かれていて、本当に感動しました。
ある意味、ネガティブな部分もしっかりとまとめてくれたんですね。
はい。本当にすごいです!
ちなみにどんな雑談だったんですか?
お話をさせていただく前に、宮嶋さんは私のインタビューなどを読んで、興味のある部分をさらに深く訊いてくれたんです。私が好きなアーティストさんの曲も聴いてくれたりするだけでなく、普段の自分はどんな人なのかというところから訊いてくれたんですよ。
ちなみに、自分をどんな人だと思いますか?
う~ん…とにかく選べないですね。
優柔不断?
はい(笑)。何にも選べないんですよ。お弁当も全然選べないんです。一番悩んだのは、日本に行くかどうかのことでした。でも、友達は行ったほうがいいと言ってくれて、背中を押してくれたんです。そう思うと、他人の意見をすごく大事にするタイプかもしれないですね。
曲選びに関しても?
音楽に関しては好みが固まっているので悩まないです(笑)。
あっ、そこはしっかりしているんですね(笑)。
はい。だからこそ、いろんなジャンルに挑戦したいと思ったんです。これからもいろんなジャンルに挑戦したいですね。
楽しみにしていますね。アルバムの話に戻りますが、歌っていて好きだなと思った歌詞を教えてください。
「BLUE ROSE」のAメロにある《見慣れた街並みと 住み慣れた部屋に/別れを告げる時が来た》というフレーズです。夢を抱きながら中国から日本に来た時の自分を思い出しました。ちょっと寂しい雰囲気もあるんですが、すごく共感できる歌詞なんです。今は夢が叶いましたが、昔の自分は“夢は叶わない”と思っていた時もあったので。
レコーディングもその時の気持ちを思い出しながら歌いました?
はい。なので、感情移入することができました。当時の私のような、夢を持って一歩を踏み出す人たちに響く曲になったら嬉しいですね。