突発性難聴と診断された超有名EDMア
ーティスト!DJやクラバーは今一度考
えてほしい、耳の大切さ。

DJ HACKsをごらんのみなさん、こんにちは!DJ SHOTAです。

今回は、クラブミュージックの記事とは少し離れますが、
DJの方やクラブに遊びに行く方に今一度考えてもらいたい
「耳の大切さ」についてです。

実は2014年8月19日、先日のソニックマニアで来日公演を行ったことでも話題の
世界のEDMアーティストZeddが突発性難聴と診断されたことをtwitter上で明かしました。
心配するファンが多いですが、だんだんよくなってきているとのことです。

Argh… I just got diagnosed with a sudden hearing loss on my left ear …Praying it's not permanent :((( — Zedd (@Zedd) 2014, 8月 18

EDMアーティストを始めとして音楽家にとって、耳は命といっても過言ではありません。
しかし、クラブやフェスなど音楽が大音量でかかる環境に身を置く職業であるのも事実。
もし耳が聴こえなくなったとしましょう。自身の築いてきた音楽キャリアはそこで終わりを迎えます。

身近な話でいうと、通勤中や移動中にヘッドホン・イヤホンで音楽を大音量で聴いている方多いと思います。
クラブやフェスのような臨場感を味わえるという意味では大音量で聴くのはたのしいですよね。
しかし、同時に耳に大きく負荷をかけていることも事実です。

大音量の音を体感してたのしむエンターテイメントである以上、耳を危険にさらすのはまぬがれません。
ですがそこでも気をつけていれば、耳を守る対策はできるはずです。
耳のことについて、知っているのと知っていないのではだいぶ差があると思います。

今回は、耳の大切さと対策について書いてある記事をDJCITY JAPANさんが2つほど紹介されていたので、
それを和訳して要約したものをみなさんにご紹介したいと思います。
原文で読みたい方はこちらのリンクからどうぞ。

1.
(DJTechTools)

2.
(Digital DJ Tips)

参考サイト :

耳についてのマメ知識

一般的に年を取ると、耳は高周波の音がだんだん聴こえなくなり、普通の音も聴き取りづらくなります。
それには今まで耳がどれだけダメージを負ってきたかが関係します。
耳に負荷をかけて生活してきた人は、聴こえづらくなるのが早いそうです。よって、クラブにいる人は不利な状況にいることになります。
クラブを出たあと、キーンという耳鳴りを経験したことがある方いらっしゃいますか?
耳鳴りは耳がダメージを受けておかしくなっているサインです。
ひどいときは1日で治らず、ずっと耳鳴り状態が何日も続いてしまうことすらあります。自分の耳は自分で守らなければなりません。

耳を大切にするために、DJ中にできるこ

1. お酒を飲んでDJしない。

お酒を飲むと、音が大きいことに気づきにくくなるということが、科学的に実証されています。
DJからしたらそれはなかなか難しいでしょう。しかしこの事実を知っておくだけでも大きな予防策です。
DJじゃない方も酔っぱらった帰りに音楽を聴くときは要注意です。

2. ミックスするときはブースモニター
の音量を下げる。

耳は、大音量でなくても、長い時間音を聴き続けることでもダメージを負います。
ブースモニターとは、DJブースに設置されているDJが聴く用のスピーカーのことを言います。
DJにとって、ミックスするときブースモニターの音は必須ですが、あくまで音を下げる心がけをすること。
そして長く聴かないようにするとなおいいとのことです。

3. デシベルメーターを使う

音を聴き続けると今流している音量がどのくらい大きいのかわからなくなってきます。
自分の流している音量をチェックするためにデシベルメーターを持ち歩くといいでしょう。プロのDJの中には、自分のデシベルメーターを持って音量を測定している人がいるみたいです。
しかし、実際に持ち歩くのはめんどくさいし不便ですよね。
持ち歩かなくても、自分の思ってる以上に音が大きいことがありますよということを心にとめておけばいいと思います。

DJ中以外の対策

1. なるべく耳を休める日をつくるよう
にする。

耳の負荷は蓄積していくものです。
大音量の音を聴かない時間をつくってしっかり耳を休めましょう。

2. お酒の飲み過ぎに気をつける

お酒を飲んで酔っぱらったら大音量でうるさい音をうるさいと感じなくなります。
その間にも耳はダメージを負っているので、注意しましょう。

寝るときは静かな状態で寝る

さきほども述べましたが、耳は音を聴き続けている間にも負荷がかかっています。
音楽を聴きながら寝たり、テレビをつけっぱなしで寝ることがないように気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
私も実際DJ中にブースモニターの音にやられて、片耳がキーンって鳴る状態になったことがあります。
何も治療をしないで2日後には治りましたが、完全に耳のオーバーワークだったんですね。
人のふり見て我がふり直せではないですが、ここで今一度考えてみてもらいたいです。
みなさんもぜひ小さいことからできることをしっかりやって、一生ものの自分の耳を大切にしましょう!

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