ポケモンカード転売にブチ切れるオタ
クの実態
小学生が訴える転売批判動画 今や投機目的として買われることも多くなったポケモンカード。
1枚に30万円の値がつくカードがパックから出るとあって、転売目的の暇な大人が多数参入。その結果、発売日にポケカが買えない事態となっている。
そして、これに対して疑問を呈しているのが、カードゲーマーたち。ツイッターのカードゲームクラスタ内では「ポケカの転売問題について子供達の意見が正論すぎる」というテレビの転載動画が大拡散されており、1万4000RT、8.2万いいねがついている。
この動画は、小学生男子がポケモンカードを買えないことを嘆き、強い口調で転売目的の購入者を批判しているもので、その主張はこうだ。
「転売ヤーだけはマジふざけんなと思う」
「自分だったら恥ずかしくてできないなと思う」
「大人だったらまともなことして稼いでほしいです」
これに、カードゲーマーたちもホルホルと同調。
「子供の楽しみを奪うなんて許せない」「転売かっこ悪い」とRTし、転売行為に釘を刺す事態となったわけだ。
どうにせよおっさんは買い占める しかし、待っていただきたい。
転売批判に同調するカードゲーマーたちは決して子供たちのためを思って言っているわけではない。子供が可哀想を大義名分にして、自分が買えなかった憂さ晴らしをしているにすぎないのだ。本音は「オレがカードを買えないから転売をやめろ」である。
建前と本音のギャップがエグいのは、これだけじゃない。そもそもカードゲーマーは転売をしまくる生き物だ。転売をしていないカードゲーマーはほぼいない。そう言い切ってもよいだろう。これまで一度も転売をしたことがない人だけが、石を投げる権利がある。どの口が言う、とはこのこと。
プラス、考えてほしい。
もし、カードが大量に入荷していたとして、カードゲーマーが「小学生のために」と、買い控えするだろうか?
否、カードゲーマーといえば、自分本位で他人の迷惑を考えらない連中だ(カードゲームショップではオタクのニオイがいつも問題になっている)。財力を持ったおっさんカードゲーマーが小学生を蹴散らし、カードを買い占めるのは確実。そう、転売ヤーがいようといまいと、小学生はカードを買えないのである。
次に価値が出そうと言われているのは、5月8日まで抽選申し込むが可能な「ポケモンカードClassic」(https://www.pokemon-card.com/ex/classic/index.html)。
可哀想な小学生と、馬鹿げた中年カードゲーマーを巻き込みつつ、GWの狂想曲は止まらない。
文/編集部
ブッチNEWS