江戸から平成にわたる大河ファンタジ
ー「鬼人幻燈抄」今夏放送 八代拓、
上田麗奈、早見沙織が出演

(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会 テレビアニメ化企画が進行していた「鬼人幻燈抄」の放送が今夏に決定した。八代拓上田麗奈早見沙織の出演が明らかとなったほか、ティザーPVおよびビジュアル、メインスタッフも公開されている。
(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会 中西モトオ氏による原作小説(双葉社刊)は、江戸から平成まで約170年にわたる長き時間を旅する鬼人の物語を描く和風大河ファンタジー。大飢饉により人心が乱れ、鬼が人の姿に化けて人をたぶらかすようになり、山間の集落・葛野(かどの)で暮らす「いつきひめ」と呼ばれる巫女の護衛役の青年・甚太が、鬼の討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼と出会うところから物語が動き出す。
(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会 八代は、「いつきひめ」を守る巫女守であり、集落に仇なす怪異を払いのける鬼切役の甚太を担当。上田は甚太の妹で、集落に来て10年ほど経つものの、当時と見た目がほとんど変わらず、右目を包帯で隠す鈴音、早見は葛野の巫女「いつきひめ」として、集落繁栄のために祈りを捧げ、その中心に存在している白雪を演じる。
 ティザーPVには、血しぶきが飛び散るほどの激闘を繰り広げる甚太と鬼、隠していたであろう赤い瞳が際立つ鈴音が登場するほか、激しい攻防から一転して、美しい自然のなかで優しい笑みを浮かべながらも涙を流す巫女服を着た白雪なども描かれている。
 メインスタッフとして、「アサシンズプライド」の相浦和也監督とシリーズ構成の赤尾でこが再びタッグを組み、キャラクターデザインを「Lapis Re:LiGHTs」の池田たろうが手がける。音楽をクリエイター集団「MONACA」の髙田龍一、広川恵一、高橋邦幸が務め、アニメーション制作は「天才王子の赤字国家再生術」の横浜アニメーションラボが担う。
 ティザービジュアルは、吹雪きながらも夕日が映える草原のなか、引きしまった顔つきで前を見すえる甚太と、彼より少し幼い鈴音と白雪が楽しそうにかけっこをする印象的な構図になっている。
 八代、上田、早見からのコメント全文は以下のとおり。
【八代拓(甚太役)】
(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会Q1. 本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
たくさんの魅力が詰まっていますが、まずはたくさんの歴史が積み上げられているという部分です。
僕が声優になる前からずっと紡がれ続けている物語であり、物語の中でも移り変わっていく人や時代の変化、読んだ物語がしっかりと自分の中にも歴史になっていく感覚がとても魅力的です。
また異族同士の関わりや争い、気持ちの揺らぎが根幹にあるからこそ、同族との関係性も考えされるドラマが時に印象的に、時に儚く描かれている点も、個人的に大好きな魅力です。
Q2. 演じるにあたり、意気込みを教えていただけますでしょうか。
まずはこの役を演じられることを心から嬉しく思っています。
たくさんの出会いと別れがきっかけとなり、変化していく人物だと捉えています。
彼の生はある意味神秘的で、ある意味で残酷。彼が目で見て感じたことをできるだけ一緒に感じたいと思っています。
また彼が求めているものや探しているもの、それによって湧き出てくる感情が表現できるよう、精一杯演じたいと思っています。
【上田麗奈(鈴音役)】
(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会Q1. いろんな形の愛や憎しみが入り混じり、なんとも言い難いどうしようもなさがある所に魅力を感じました。
人と鬼の間で揺れ動き続ける甚太から目が離せなくなる作品です。
Q2. 鈴音にとっての甚太って何なんだろう、と考え続けた第一話の収録でした。
彼女が持つ愛と憎しみは一体どんな形なのか、これからも少しずつ知っていけるよう頑張ります……!
【早見沙織(白雪役)】
(c)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会Q1. 本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
そこに生きる人々の、愛と憎しみが交錯しながら繰り広げられる展開に、心が
揺さぶられました。
また、物語の序盤から訪れる衝撃の展開にも引き込まれました。
そして、江戸から平成まで、時間をかけて物語が紡がれるのも魅力的だと思います。
長い時の中に心の移ろいがあり、どの時にもそこに生きる人の想いがあるのだと感じさせてくれる、美しい出会いと別れが詰まっていました。
Q2. 演じるにあたり、意気込みを教えていただけますでしょうか。
白雪は、特に序盤において、甚太と鈴音の二人と深く関わり合うことになる存在です。
いつきひめとしての務めを果たしている時の凛々しさと、甚太たちの前で見せるくだけた表情のギャップが印象的で、心の奥にしっかりと芯を持つ人です。
アフレコでは、それぞれのキャラクターの想いを強く交わしあう瞬間が沢山ありました。
ここから長きにわたるお話が始まっていくので、未来に思い馳せながらアフレコに臨みました。
ぜひ、1話から最後まで、物語を見届けて頂きたいです。

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