理想のタイプがない…自分を理解して
いない恋愛難民増加中!

「年収500万円以上で、身長が170センチ以上で、優しい人」なんて20代前半のころと同じような理想を語っても現実味がありませんよね。

アラサーともなると、自分が本当に相手に求めるべきものが見えてくるはず。

しかし、最近自分の理想のタイプがわからないという女性が増えているのです。いったいなぜなのでしょうか。


あなたは自分の理想のタイプを語れますか?
最近、アラサー以上の女子の間で、理想のタイプがなくなってしまう現象が起きているようです。

もっと言えば、理想のタイプがないのではなく、わからなくなってしまっているのです。


そもそも理想のタイプとは?
20代の頃はまだ自分が確立していませんから、異性の外見に気をとられたり、お金持ちに目がくらんだりするものです。

でもだんだん社会経験を積み、お付き合いを重ねて自分の生きかたができてくると、自分が本当に大事に思うものが見えてくるのです。

ですから、本来なら、年齢を重ねていくうちに「理想のタイプ」はより明確にならなければいけないはず。

それがなぜ、分からなくなってしまうのでしょう?


理想のタイプを知ることは自分を知ること
大人の女性が理想のタイプを考えるとき、まずは自分自身の分析からスタートします。
とくに自分に不足しているもの、自分の長所や短所を考えてみると、自分にふさわしいものが見えてくるわけです。
例えば、自分はおっちょこちょいだから、相手は落ち着いた人がいい。自分は料理が得意だから、相手は食べるのが好きな人がいい……などなど。

確かに自分を知り、そこから理想のタイプを導くことは可能ですが、『理想のタイプ』というより『条件』といった感じになりがちです。


自分の本当の理想のタイプとは
「私は10代の頃、理想のタイプを『コタツみたいな人がいい。4本足でどしっとしていて、ぽかぽかと暖かい。ちょっと鈍くても、冴えなくてもいいの』と言っていました。でも20代になるとすっかりハジけて、イケメンに惹かれたり、やんちゃなタイプと付き合ったりしてました。それが、今横にいる夫は、見事に『コタツみたいな人』。見た目もパッとしないし、地味な性格ですが、いつも静かに見守ってくれている、そんな人です。結局もとの理想のタイプに戻っちゃったんですね(笑)」
 そう語るのは筆者の友人であり、自分の本当の理想のタイプを見つけたマリコさん(37)。32歳でご主人と運命的な出会いを果たした、まさに『ビビビ婚』だったそうです。

実は理想のタイプって頭で考えるものではなく、心の奥深くから自然と湧き上がってくるものなのかもしれません。
でも、日々の生活に紛れて、見失ってしまっている。そして理想の相手に出会ったとき、心の奥深くに沈んだものが反応して急に膨らんでくる。

それをひとは「赤い糸」と呼ぶのかもしれませんね。


Written by 杉本レン

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