アラサー超えたら結婚できない?年齢
で絶望しなくて大丈夫な理由
「アラサー過ぎたら結婚できない」
という残酷な言葉を、20代から聞かされてきたんじゃないでしょうか。
婚活のご相談を伺っても32歳ごろから「もう諦めるわ」と絶望したり「友達と遊んでる方が楽しいから」なんておひとり様の人生へ切り替えたりする女性がちらほら。もちろん独身の人生も楽しいものですが、「結婚は無理だから」なんて消極的な理由で選ぶのはさぞ辛い決断かと思います。
本当に35歳を過ぎたら結婚できないの?
なぜアラサーを超えたら結婚できないと信じられるようになったのか? その背景には、ある記事が浮かび上がります。
35歳過ぎると結婚はほぼ不可能 できたのは「男性で3% 女性で2%」
2%は少ない、と思わせるには十分な数字。そこから「いい年して結婚できていないのは自分が見えていない」「高望み」と、まるでアラサー超えした未婚女性へなら何を言っても構わないかのように、過剰な自己責任論がまかり通っています。
けれど、本当に35歳を過ぎたら結婚できないのでしょうか?
10人に1人は性的少数者
そもそも、35歳まで結婚していない人には「結婚という仕組みそのものが合わない」という方も結構いらっしゃいます。その一例が、レズビアンやトランスジェンダーなどの性的少数者。同性と結婚できない現在のシステムで、もう年だから……なんて理由で「はい結婚しましょう!」とは行きません。
しかも、性的少数者は10人に1人いると言われます。小学校が30人のクラスなら、そのうち3人は結婚制度が合わないかもしれないのです。
また、性的少数者といえばゲイ・レズビアンを想像される方が多いかもしれません。しかし中には恋愛感情を誰にも抱かない「Aセクシュアル」な方もいます。誰にも恋をしないなら、特に結婚する理由もないでしょう。
性的少数者以外でも、結婚をあえて選ばない理由はたくさんあります。両親が不仲で結婚にいいイメージがないからと生涯未婚でいたい人。仕事を家庭より優先したいから結婚は余計だと思っている人。アイドルや二次元のパートナーがいる「ある意味既婚」な人。
アラサーを超えた女性が結婚する率は2%。でも、他の全員が婚活を頑張っても結婚できなかったのではありません。残りの98%には結婚する理由がない人だってたくさんいるのです。
生涯未婚率は減っている
しかも、「2%」のニュースが出た当時と比べて、生涯未婚率は劇的に改善しています。
統計データをもう少し見てみると、50歳時点で未婚なのは11.4%。ざっくり10人に1人です。さて、ここで性的少数者の割合を思い出していただくと、同じ10人に1人。……あれ? 結婚制度が合わない方以外は、ほとんど結婚しているのが今の日本です。
大切なのは絶望せず動き始めること
婚活をする上で、年齢なんて関係ない! とまで極論をぶち上げるつもりはありません。事実として、年齢を気にする男性は少なからずいます。
けれど女性の年齢を気にする35歳オーバーの男性はどう行動するか。ほとんどの20代女性から見れば、35歳男性は歳上すぎて対象外です。それでも年齢の条件を維持すれば、彼らは20代の女性を狙って撃沈し続けるだけ。彼らの戦いは、彼らの戦い。自分の婚活へ持ち込む必要はありません。
おひとり様もいいですが、絶望するのは早すぎるのではないでしょうか。あなたが理想の相手へ出会うために必要なのはただひとつ「動き出す」こと。これまでに運命の出会いが無かったなら、これからも運命を待つだけの身は危険です。自分から出会いを手に入れて、幸せを掴んください。
【PR】運命の出会いを逃さない胸キュンな唇に♪
婚活戦略バックナンバー
●第26回目 「結婚するなら医者がいい」のワナ!医師奥様のリスクとは?
●第25回目 欲望へ正直に!ドン引きされても自分の好きなタイプを認めよう
●第24回目 浮気してもいいよと思っても心に秘めよ!大事にされる女のタブー
●第23回目 浮気は「許す・許さない」じゃ割り切れない!実例で学ぶ愛の作法
●第22回目 「自然に仲良くなって恋仲に」なんて夢!男性と話す訓練を積もう
トイアンナプロフィール
外資系企業で消費者インタビューを数年経験後、ライターとして独立。
500人を超えるヒアリングの結果からバリキャリ女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。
●ブログ | トイアンナのぐだぐだ
Written by トイアンナ
という残酷な言葉を、20代から聞かされてきたんじゃないでしょうか。
婚活のご相談を伺っても32歳ごろから「もう諦めるわ」と絶望したり「友達と遊んでる方が楽しいから」なんておひとり様の人生へ切り替えたりする女性がちらほら。もちろん独身の人生も楽しいものですが、「結婚は無理だから」なんて消極的な理由で選ぶのはさぞ辛い決断かと思います。
本当に35歳を過ぎたら結婚できないの?
なぜアラサーを超えたら結婚できないと信じられるようになったのか? その背景には、ある記事が浮かび上がります。
35歳過ぎると結婚はほぼ不可能 できたのは「男性で3% 女性で2%」
2%は少ない、と思わせるには十分な数字。そこから「いい年して結婚できていないのは自分が見えていない」「高望み」と、まるでアラサー超えした未婚女性へなら何を言っても構わないかのように、過剰な自己責任論がまかり通っています。
けれど、本当に35歳を過ぎたら結婚できないのでしょうか?
10人に1人は性的少数者
そもそも、35歳まで結婚していない人には「結婚という仕組みそのものが合わない」という方も結構いらっしゃいます。その一例が、レズビアンやトランスジェンダーなどの性的少数者。同性と結婚できない現在のシステムで、もう年だから……なんて理由で「はい結婚しましょう!」とは行きません。
しかも、性的少数者は10人に1人いると言われます。小学校が30人のクラスなら、そのうち3人は結婚制度が合わないかもしれないのです。
また、性的少数者といえばゲイ・レズビアンを想像される方が多いかもしれません。しかし中には恋愛感情を誰にも抱かない「Aセクシュアル」な方もいます。誰にも恋をしないなら、特に結婚する理由もないでしょう。
性的少数者以外でも、結婚をあえて選ばない理由はたくさんあります。両親が不仲で結婚にいいイメージがないからと生涯未婚でいたい人。仕事を家庭より優先したいから結婚は余計だと思っている人。アイドルや二次元のパートナーがいる「ある意味既婚」な人。
アラサーを超えた女性が結婚する率は2%。でも、他の全員が婚活を頑張っても結婚できなかったのではありません。残りの98%には結婚する理由がない人だってたくさんいるのです。
生涯未婚率は減っている
しかも、「2%」のニュースが出た当時と比べて、生涯未婚率は劇的に改善しています。
統計データをもう少し見てみると、50歳時点で未婚なのは11.4%。ざっくり10人に1人です。さて、ここで性的少数者の割合を思い出していただくと、同じ10人に1人。……あれ? 結婚制度が合わない方以外は、ほとんど結婚しているのが今の日本です。
大切なのは絶望せず動き始めること
婚活をする上で、年齢なんて関係ない! とまで極論をぶち上げるつもりはありません。事実として、年齢を気にする男性は少なからずいます。
けれど女性の年齢を気にする35歳オーバーの男性はどう行動するか。ほとんどの20代女性から見れば、35歳男性は歳上すぎて対象外です。それでも年齢の条件を維持すれば、彼らは20代の女性を狙って撃沈し続けるだけ。彼らの戦いは、彼らの戦い。自分の婚活へ持ち込む必要はありません。
おひとり様もいいですが、絶望するのは早すぎるのではないでしょうか。あなたが理想の相手へ出会うために必要なのはただひとつ「動き出す」こと。これまでに運命の出会いが無かったなら、これからも運命を待つだけの身は危険です。自分から出会いを手に入れて、幸せを掴んください。
【PR】運命の出会いを逃さない胸キュンな唇に♪
婚活戦略バックナンバー
●第26回目 「結婚するなら医者がいい」のワナ!医師奥様のリスクとは?
●第25回目 欲望へ正直に!ドン引きされても自分の好きなタイプを認めよう
●第24回目 浮気してもいいよと思っても心に秘めよ!大事にされる女のタブー
●第23回目 浮気は「許す・許さない」じゃ割り切れない!実例で学ぶ愛の作法
●第22回目 「自然に仲良くなって恋仲に」なんて夢!男性と話す訓練を積もう
トイアンナプロフィール
外資系企業で消費者インタビューを数年経験後、ライターとして独立。
500人を超えるヒアリングの結果からバリキャリ女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。
●ブログ | トイアンナのぐだぐだ
Written by トイアンナ
タグ
Gow ! Magazine