潜入ルポ!地方の田舎町にできた独女
向け「婚活バー」とは?
先日、婚活仲間の女友達が「商店街で配っていたよ!」と、ビラを握りしめてやって来ました。
ビラを見ると、なんと「婚活バー」がオープンするお知らせ。
筆者の暮らす田舎町にも、とうとう婚活バーなるものができるなんて……!
安い居酒屋で合コン三昧の筆者は、「バー」という大人な雰囲気の言葉を受けて期待感がマックスに。
ステキな出会いの予感に胸を膨らませながら、さっそくバーへ潜入してみました。
県内初の婚活バーへ潜入!
県内初オープンした婚活バー。となれば、県内の婚活中男女が大勢集まってくるはず!
今回は、イイ出会いが期待できそうな予感なのですが……?
●事前予約
まずは予約制なので、事前にネットから予約メールをしないといけないとのこと。
金曜や土曜日の夜に来店するひとが多いだろうと見越して、土曜の20時から予約を入れました。
料金は、完全定額制の飲み放題で、女性は時間無制限で1500円とリーズナブル。今回は筆者を含めた酒豪女子3人で参加しました。
●入店
お店は繁華街の駅から徒歩3分の所にあり、人通りも多いことから、たくさんの来店客が期待できそう!
30分ごとにスタッフがテーブルのセッティングをし、終了5分前に声をかけ、気になる男性がいればスタッフを通じて連絡先の交換をするというシステムになっているようです。
入店し、ドリンクを注文。
さっそくセッティングがくるかと思いきや、店内に男性客がひとりもいませんでした。 ちょっと来るのが早かったかなと反省しつつ、女3人でカクテルをチビチビ飲むことに。
●1時間以上も男性待ち
30分ほど経ったころに、20代半ばと思われるジーパンにスニーカー姿のカジュアルな男子が3人入店してきました。
こっちに来るのかと思いきや、筆者たちより、もっと前から入店していた女性陣のもとに。
そりゃ、順番なのは分かるけど、バーに入店してから1時間以上も、女同士で酒を飲むことになろうとは……。
●雰囲気
その後も、これまた20代半ばと思われるリュックを背負った男子が2人来ましたが、順番待ちの女性陣の元に案内されて行きました。
店内を見渡してみると、アラサー女性と思われる女性たちが、少しこじゃれたワンピースを身にまといヒールを履いているのに対し、男性は驚くほどカジュアル……。
まるで、授業参観の親と子どものような構図ができあがっていました。
隣の席にいた待機組女性グループから「バーって言うから、スーツを着たオシャレな男性が来るんだと思ってた」「男性じゃなくて、ガキばっかりじゃん……」というため息が聞こえて来ました。
●待望のセッティング!
やっとのことで、リュック男子2人組がテーブルに来たのですが、2人とも既にベロベロに泥酔。
「男は60分3500円だから、ガンガン飲んで元を取らないといけない」のだそう。
飲めるだけ飲んで、歩いて帰れるように自転車で来たという計画性に呆れる筆者たち。
酔っ払いを目の前に、恋に発展する予感もないので、「私のお酒、オーダーして来て!」と追い払うことにした筆者。
しかし「は〜い! ただいま〜」と素直に店員を呼びに行く姿は、なかなかカワイく、うっかり胸キュンしてしまいました。
田舎の婚活バーとは
田舎町に初めてできた「婚活バー」は、ステキな男性を夢見て殺到した女性たちに対し、酒好きで体力のある若者が、限界まで飲みながら、ついでにその夜を過ごす女を物色するというカオスな状態になっていました。
カップリングパーティーや合コンと違い、年齢などの条件が定められていないため、やたら若い男子にアラフォー女性がセッティングされ、お互い困惑しているテーブルもちらほら。
しかし、そんなことをもろともせずに、1500円でビール・ハイボールに、ウオッカにチューハイと、閉店まで浴びるように楽しく飲み続けた酒豪の女友達が、今回の一番の勝ち組だったように思います。
しかし、今まで射程範囲外だった年下男子と会話するうちに、「これもアリだな……」と、筆者自身も知らなかった、「年下をおだてて、手の上で転がす」快感を味わうことになろうとは、予想外でした。
田舎の婚活バーで、「食わず嫌いはダメ!」という教訓を学んだ筆者でありました。
Written by ハラカナエ
ビラを見ると、なんと「婚活バー」がオープンするお知らせ。
筆者の暮らす田舎町にも、とうとう婚活バーなるものができるなんて……!
安い居酒屋で合コン三昧の筆者は、「バー」という大人な雰囲気の言葉を受けて期待感がマックスに。
ステキな出会いの予感に胸を膨らませながら、さっそくバーへ潜入してみました。
県内初の婚活バーへ潜入!
県内初オープンした婚活バー。となれば、県内の婚活中男女が大勢集まってくるはず!
今回は、イイ出会いが期待できそうな予感なのですが……?
●事前予約
まずは予約制なので、事前にネットから予約メールをしないといけないとのこと。
金曜や土曜日の夜に来店するひとが多いだろうと見越して、土曜の20時から予約を入れました。
料金は、完全定額制の飲み放題で、女性は時間無制限で1500円とリーズナブル。今回は筆者を含めた酒豪女子3人で参加しました。
●入店
お店は繁華街の駅から徒歩3分の所にあり、人通りも多いことから、たくさんの来店客が期待できそう!
30分ごとにスタッフがテーブルのセッティングをし、終了5分前に声をかけ、気になる男性がいればスタッフを通じて連絡先の交換をするというシステムになっているようです。
入店し、ドリンクを注文。
さっそくセッティングがくるかと思いきや、店内に男性客がひとりもいませんでした。 ちょっと来るのが早かったかなと反省しつつ、女3人でカクテルをチビチビ飲むことに。
●1時間以上も男性待ち
30分ほど経ったころに、20代半ばと思われるジーパンにスニーカー姿のカジュアルな男子が3人入店してきました。
こっちに来るのかと思いきや、筆者たちより、もっと前から入店していた女性陣のもとに。
そりゃ、順番なのは分かるけど、バーに入店してから1時間以上も、女同士で酒を飲むことになろうとは……。
●雰囲気
その後も、これまた20代半ばと思われるリュックを背負った男子が2人来ましたが、順番待ちの女性陣の元に案内されて行きました。
店内を見渡してみると、アラサー女性と思われる女性たちが、少しこじゃれたワンピースを身にまといヒールを履いているのに対し、男性は驚くほどカジュアル……。
まるで、授業参観の親と子どものような構図ができあがっていました。
隣の席にいた待機組女性グループから「バーって言うから、スーツを着たオシャレな男性が来るんだと思ってた」「男性じゃなくて、ガキばっかりじゃん……」というため息が聞こえて来ました。
●待望のセッティング!
やっとのことで、リュック男子2人組がテーブルに来たのですが、2人とも既にベロベロに泥酔。
「男は60分3500円だから、ガンガン飲んで元を取らないといけない」のだそう。
飲めるだけ飲んで、歩いて帰れるように自転車で来たという計画性に呆れる筆者たち。
酔っ払いを目の前に、恋に発展する予感もないので、「私のお酒、オーダーして来て!」と追い払うことにした筆者。
しかし「は〜い! ただいま〜」と素直に店員を呼びに行く姿は、なかなかカワイく、うっかり胸キュンしてしまいました。
田舎の婚活バーとは
田舎町に初めてできた「婚活バー」は、ステキな男性を夢見て殺到した女性たちに対し、酒好きで体力のある若者が、限界まで飲みながら、ついでにその夜を過ごす女を物色するというカオスな状態になっていました。
カップリングパーティーや合コンと違い、年齢などの条件が定められていないため、やたら若い男子にアラフォー女性がセッティングされ、お互い困惑しているテーブルもちらほら。
しかし、そんなことをもろともせずに、1500円でビール・ハイボールに、ウオッカにチューハイと、閉店まで浴びるように楽しく飲み続けた酒豪の女友達が、今回の一番の勝ち組だったように思います。
しかし、今まで射程範囲外だった年下男子と会話するうちに、「これもアリだな……」と、筆者自身も知らなかった、「年下をおだてて、手の上で転がす」快感を味わうことになろうとは、予想外でした。
田舎の婚活バーで、「食わず嫌いはダメ!」という教訓を学んだ筆者でありました。
Written by ハラカナエ
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