進め! ヴァイオリンおけいこ道 第4
3回「楽器のカバー」

今日のテーマは、楽器のカバー。ケースの中と外のお話です。
楽器に直接触れるから
楽器ケースを購入すると、楽器に直接掛ける「お布団」がついてくることがあります。お布団はなくてはいけないものなのかというと、なくても成り立つのですが…ケースを開けたときに、いきなり楽器がむき出しであるよりも、1枚噛んであると安心というか…。
またシルクのスカーフで巻く人も多いのですが、シルクは湿度を調整してくれるので、その点でも楽器に良いと言えます♪
カバーの種類としては、前述の楽器ケースに付属の「楽器の上に掛ける」タイプと、「スカーフで包む」方法、そして「専用の巾着型ケースに入れる」の3種があります。
 
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ちなみにわたしは、親戚のおばさんがあるとき作ってプレゼントしてくれたオリジナルの袋を使っています。聞くところによると、「琵琶や三味線も袋にいれて竿のところをちょいと結んでしまうのよ〜」ということで、西洋も東洋も弦楽器は同じなんだなぁと思った次第です。
手作りって唯一無二だから好きです
スカーフでの巻き方
スカーフで巻いている方を初めて見たときに、わたしは強い驚きと憧れを持ちました。でも1回見ただけじゃその方法がなかなかわからなくて…でもなかなか人に訊くチャンスがなかったので、できるようになるまでしばらくかかりました(笑)
ということで How to 巻き巻き、撮ってみました!

記事用に撮った!
— はらだまほ (@real_sail)
はじめに思い切ってスカーフに角度をつけるのがポイントです。スカーフはふわっと、優しく巻いてくださいね! 決して楽器を締め付けないようにしましょう。
楽器ケースのカッパ
さて、ケースの外側に目を向けてみますと、防水対策が気になります。ハード系のケースだと水に強いと言われますが、浸水被害情報は少なからず耳にするので、過信は禁物と思います。また布張系ケースも、豪雨の日には楽譜がびしょびしょになってしまったり、ケースはあまり雨にさらしてよいものではありません。
そこで検討したいのがケースのカッパ。メーカーによっては純正品が出ていたり、様々なケースに対応できるタイプの製品があるので、ぜひ調べてみてください!
わたしは今のケースを使い始めた当時、気にいるものがイマイチ見つからないとごねていたら、見かねた母が作ってくれました(笑)
構造は簡単で、撥水性のある布をすっぽりケースにかぶせ、背中側についている紐でしぼれば装着完了です。
ひよこちゃんのワッペンがポイント
強力な完全防水とはいかないでしょうが、傘をさした上でこのカッパをしていれば安心です。収納用の小袋もつけてもらったので、エコバックのような感覚で持ち歩いています。

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