【神使轟く、激情の如く。
インタビュー】
やるなら地下では終わりたくない
結成から半年でTSUTAYA O-WESTワンマンを成功させ、9月に恵比寿LIQUID ROOM公演を行なう神使轟く、激情の如く。。ファンとともに昇天するような激しいライヴで、アイドルシーンに新たな道を作り突き進む神激とはどんなグループなのか?
神使轟く、激情の如く。は生牡蠣いもこさんと実久里ことのさんが以前活動していたユニットがもとになって結成されたグループなんですよね。
実久里
私といもこと運営さんで“一緒に人生を懸けられるメンバーを探そう”と話して見つけたのがこの3人なんです。
そういうアイドル活動に対するふたりの強い想いというのは、どこから生まれたものなのでしょうか?
生牡蠣
基本的に私は毎日同じことをして過ごすことができない人で、いろんな職業を探していた結果アイドルに辿り着いたんです。今ってアルバイト感覚でやっているアイドルさんとかも多いんですけど、どうせやるんだったら私は売れるためにしかやりたくないっていうか。これ!って決めたらその道しか考えないタイプなので。
実久里
私はこのグループに入ったのがアイドルを始めて2年半ぐらいの時で、アイドルになった当初は今言っていたみたいなアルバイト感覚だったんです。でも、そこからやっていくうちにどんどんこの仕事が好きになって、これで本当に頑張っていきたいって思うようになったんですね。人からも言われるんですけど、自分でもアイドルは天職だなと感じていて、今はこれしかないなって思っています。
では、メンバー5人それぞれがどんな人なのか知りたいので、ももさんは心温なぎささんを、なぎささんは野比城ひびきさんを…と今隣に座っている人を順番に紹介してください。
魔城
なぎちゃんは王道アイドルという感じではない神激の中で、見た目やキャラクター性もそうなんですけど、すごく真面目だから一番王道アイドルだなって感じです。ダンスがすごく上手いんですよ。だから、“神激のダンスモンンスター”って言われています。
心温
ひびきちゃんは第一印象ではどちらかと言うと喋りにくい子(笑)。でも、喋ってみるとギャグセンスが高くて面白いんです。緊張した空気を一気に笑いに変えるムードメーカーで、頼れるところもあって助かっています。
野比城
ことのちゃんは見た目は女の子っぽい感じでかわいらしいんですけど、リーダーだけあってひとりひとりのことをちゃんと見ている。体調が悪そうな時は“大丈夫?”って声を掛けてくれたりとか、目配り気配りができる子ですね。MCとかダンスとかパフォーマンス全てが均等にできて何でもこなせます。MCで喋ればカッコ良いし、歌も上手いし、煽りもすごいし、ナルシストだし(全員爆笑)。ナルシストでいることが最高に似合うアイドルです。
実久里
いもこは自己プロデュース能力が高いんですよ。自分がこうしたら面白いとか、こういう発言をしたら自分っぽいかなとかすごく考えているから、それでキャラクター性のある“生牡蠣いもこ”というものが作られているんだと思います。でも、ネガティブなのがね(笑)。そこは私とふたりでいることでバランスがとれているのかな(笑)。
いもこさんはヤングジャンプ誌のグラビア企画で優勝していましたが、ああいうのは自分の中ではありなんですか?
生牡蠣
全然ありですね。もともとコスプレとかもやっていて写真を撮られるのは嫌いじゃないし、被写体として使ってくれたらいいなって思っているので、雑誌のお仕事とかはこれからも幅を広げてやっていきたいなと思っています。
幅の話しで言うと歌詞も書いていますよね。
生牡蠣
書いている人が忙しくて任せてもらったのが最初で、そこからなんとなく書いているんですけど、みんなが“いいね”って言ってくれたりするので、そこは嬉しいです。
MCでよく生い立ちの話しをされますが、そういう過去が歌詞にも反映されていたりするのでしょうか?
生牡蠣
そうですね。なかなかハードモードな過去なので…。歌詞は深読みすると分かってくることが多いから、内容を尋ねられた時は“そんな感じ。読めば分かるでしょ?”って言っています(笑)。
では、最後の魔城ももさんはどんな人ですか?
生牡蠣
ももちゃんは外見を言うと神激のおしゃれ番長。でも、人見知りだったりして、人と関わるのが苦労するタイプの人ですね。
ロックの初期衝動とアイドルのかわいさ両方がある楽曲で、フロアーと一体になる激しいライヴが特徴の神激ですが、自分たちで説明する時はどう言っているんですか?
生牡蠣
ジャンルがないから“神激”っていうジャンルを作りたいと思っていて。
実久里
最近は“エンターテインメント”って言われたりしますね。1曲の中にいろんな要素を取り入れていて、寸劇みたいなのが入っている曲もあるし。
ライヴで観てほしいポイントとかはありますか?
生牡蠣
毎回同じことはしないので、そこを観てほしいです。
実久里
曲中の寸劇も毎回変えているし、たまにいもこちゃんが歌詞を変えて今言いたいことを叫んだりとか、そういう変化をライヴでは付けるようにしているんです。初見の人でも楽しめるように煽りをめちゃくちゃ入れているし、それを事前に言ったりもしているんですけど、そういうことを無視して楽しんでくれてもいいし、とにかく自由に楽しんでほしい。ただ、全員がMCをやるので、メンバーがその時に持っている想いとかはちゃんと聴いてもらいたいですね。
昨年の9月結成ながら今年4月にTSUTAYA O-WESTワンマンを成功させて、この先は『神激天命5大任務』ということで、6月に新メンバーの加入、7月に渋谷WWW X、9月には恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンなどが決まっていますが。
実久里
波を1回逃したらもう終わりだと思うから止まれないんですよ。1回逃したら次は何年待つんだってことに絶対なるじゃないですか。だから、この波に乗って上まで行かないと終わると思っていて、結構必死だったりします(笑)。やるなら地下では終わりたくないんですよね。
取材:山村哲也
其ノ一「神使降臨」
6/01(金) 東京・池袋シアターYES
其ノ二「12神戦争」
※詳細は後日解禁。
其ノ三「自己都合主義メタモルフォーゼ」
7/17(火) 東京・渋谷WWW X
其ノ四「巡リ神」
神激夏ツアー決定!
其ノ五「神激アポカリプス」
9/27(木) 東京・恵比寿LIQUIDROOM
シンシトドロク、ゲキジョウノゴトク。:アイドル業界に革命をもたらすため舞い降りた、“神に仕わされし楽曲派ミクスチャーロックアイドル”をコンセプトに掲げ、転調やテンポチェンジ、王道メロディーに変則的な曲構成や展開にキャッチーなメロディーを融合させ他のグループにはない楽曲を武器に個性がバラバラなメンバーからなる超個性派グループ。2017年9月に東京・TwinBoxGarageでのワンマンでデビューを果たし、18年1月に渋谷Club asiaを、4月にTSUTAYA O-WEST、さらに9月には恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンを成功させた。また、メンバー個々も『週刊ヤングジャンプ』をはじめ各種雑誌でグラビア掲載されるなど活動の幅を広げている。神使轟く、激情の如く。 オフィシャルHP
「新世界エクソダス」MV