キャスト8人、奇跡の勢揃い!『超進
化ステージ「デジモンアドベンチャー
tri.」~8月1日の冒険~』 DVD発売
記念イベントレポート

「選ばれし子どもたち」8人がパートナーデジモンと登場
2017年夏に舞台化が実現した『デジモンアドベンチャー tri.』。キャラクターはもちろんだが、デジモンたちも登場、操演者たちが黒子ではなく、グレーの衣装で感情の込もった演技を見せつつ操演するという画期的な演出が話題を呼んだ。
その舞台の様子と稽古やバックステージの様子も収めたDVD発売と、5月5日から始まる劇場版映画『デジモンアドベンチャー tri.第6章「ぼくらの未来」』の告知を兼ねて、2018年4月21日(土)にアニメイト池袋店のイベントステージで2回のイベントが行われ、「選ばれし子どもたち」8人の勢揃いが実現という、ファンには嬉しいイベントとなった。
登場したメンバーは、八神太一役:松本岳、石田ヤマト役:橋本祥平、武之内空役:森田涼花、泉光子郎役:上村海成、太刀川ミミ役:田上真里奈、城戸丈役:小松準弥、高石タケル役:野見山拳太、八神ヒカリ役:重石邑菜(登場順)の8人。それぞれのパートナーと共に入場した。
左から太刀川ミミ役:田上真里奈、八神太一役:松本岳、石田ヤマト役:橋本祥平、武之内空役:森田涼花、泉光子郎役:上村海成、城戸丈役:小松準弥、高石タケル役:野見山拳太、八神ヒカリ役:重石邑菜
MCを務めるのは太刀川ミミ役の田上真里奈だ。
まずはキャストから一言ずつあいさつ。その中で目立ったのは「1人だけ流れ星が見える男」と人一倍元気よくあいさつした城戸丈役・小松準弥。これにはファンも大喝采。
MCの田上によれば、ばらばらで会うことはあっても、8人で会うのは本当にひさしぶりなのだとか。それもそのはずの売れっ子ばかりなので、イベントとは言え、8人が揃ったのは本当に奇跡的なことなのだ。
懐かしの舞台映像を見ながらトーク&ゲーム
懐かしさに浸る間もなく、田上の仕切りでトークコーナーへ。「映像が用意されている」とのことで、キャストは画面を中心に左右に分かれて映像観賞となった。
左右に別れて昨年夏の舞台映像を観賞
まず映された映像は、発売されるDVDからメンバーがキャンプを始めるシーン。からのトークでは釣りシーンの思い出で盛り上がる。磁石で魚を釣り上げるのが難しかったそうで、「ときどき糸が絡まってた」、「カシャッと引っかかるとテンション上がった」など、舞台上で起こっていた秘話が明かされる。
次の映像はあいさつで小松が触れた「流れ星」のシーン。
このとき、八神ヒカリ役の重石邑菜は「小松先輩だけには見えてたんですよ」とかばうが、小松は「八神太一役の松本岳は当たり強いの。僕に軽く舌打ちしてた」と抗議。
小松準弥が舞台の思い出を語る
シーンは変わって、太一とアグモンとの対話。「大人になって却って弱くなった」と嘆く太一をアグモンが諭す感動的な場面だ。キャストからも「いいシーン」「泣ける」と声が上がる。
八神太一役:松本岳
稽古の最初は人形がなくて苦労してたそうだが、その時はその時で声をあててやっていたそうだ。そんなトークの最中、エピソードとして高石タケル役の野見山拳太がカラーコンタクトを入れるのに40分かかっていたという。なんと片目で20分ずつ。ところがある日「コンタクト入れるの早くなりました」というので聞くと「20分です」と答えたそう。
なぜそんなに時間がかかるのか突っ込まれた野見山は「入れるのが怖いんですよ」と答えたが、「40分ってコンタクトがカピカピにならない?」と心配されていたが、目薬を指しつつやっていたそうだ。
最後はオメガモンのシーン。実際に乗り込めたので、記念写真などでも重宝されたという。
続いては、みんなの絆を確かめるゲームコーナー。スケッチブックが手渡される。ルールはキーワードに対する答えが全員一致ならOK。ダメならバツゲームという難易度。
絵を描きながらヒントを探るキャストたち
最初のキーワードは「キャンプの道具」。舞台を思い出して、その中で何が印象的だったか。果たして一致するのか!? せーのでオープンすると……全員バラバラ。「テント」が圧倒的に多かったが「トング」「トンカチ」「寝袋」と謎回答も出て場内は大爆笑。
これだけでは…ともう一問。今度は「いちばん食いしん坊なデジモン」。これは一択だろうとの声が相次いだが、問題は絵--。画力が問われる問題で、答えがあっていても見えなかったら……。
一人ずつオープンとなったが「アグモン」が相次ぎ、画力が危ないキャストもいたが、全員クリア。
太一役の松本が描いたアグモン。瞳も描き込んでいる!
上村のアグモンは立ち姿だが少し怪しい?
小松のアグモンは炎を吐く本格派
まだ高3の重石はセリフ付きのアグモン
ここで「バツゲームは何だったの?」と聞かれたMC・田上、「パートナーのモノマネです」と返すと、小松が「誰かやってよ」とバツは関係なくむちゃぶり。
これを受けたのが高石タケル役の野見山。パタモンのモノマネで「タケル、泣かないで、タケル」から「パタモン進化」で拍手喝采。これに負けじと他のメンバーも密かに似ているモノマネを始める。
バツゲームのはずが、自ら進んでパタモンの真似を披露する野見山
極めつけは石田ヤマト役の橋本が見せた「テントモン進化~」は進化から声の変化が見事。これを舞台中は稽古のときからやっていて、みな「これを聞かないとスイッチが入らなかった」とか。
声のバリエーションもバッチリの橋本のテントモン進化モノマネ
そのあと、MC・田上が被っていた帽子について話が振られると「実はパルモン役の山田きなこさんが手作りしてプレゼントして稽古場に来てプレゼントしてくれた」のだという。山田さんは本番もちょくちょく見に来てくれていたそうだ。
山田きなこさんからプレゼントされた手作りの帽子を被っていた田上
ということで、時間が来てGW公開の劇場版告知。
「みんなで観に行こう」
「新宿で!?」
と盛り上がったところで、最後にひとりずつ締めのトークをしてキャストはいったん退場。しばらくして、集まったファンひとりひとりとのハイタッチでイベントは幕を閉じた。
取材・文・写真=梅田勝司

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