「びじゅチューン！」井上涼による『
オバケびじゅチュ館』が鹿児島で開催
　夏休みに親子で楽しめる“ポップで
こわ～い”作品を展示

2018年7月6日（金）～9月2日（日）まで、鹿児島県霧島アートの森にて、『井上涼展 夏休み！オバケびじゅチュ館』が開催される。

井上涼(いのうえ りょう)

井上涼は、ポップな画風とユニークなアニメーション、そして一度耳にすれば忘れられない音楽など、様々な表現活動により独自の世界を展開するアーティストだ。井上は「みんなが見て楽しいものをつくる」を主軸に、幼児から大人まで幅広い年齢層の人々を魅了する作品を多く生み出している。映像・作詞・作曲・歌の全てを井上の独特なセンスによってつくられたアニメーションやメロディは絶妙にマッチし、見る者に不思議な楽しさを感じさせる。そんな井上涼の世界が、ついに霧島アートの森で展開することになった。本展のために制作した新作を含め映像、平面、立体、インスタレーションなど約30点を展観する。

展示内容

びじゅチューン！《真珠の耳飾りのくノ一》(c)NHK・井上涼2018

NHK Eテレ番組「びじゅチューン！」の制作プロセスや作品を紹介するほか、井上個人の作品も展示する。また、今回の展覧会に向けて、新作の映像作品も発表される。まさに、井上の作家活動のテーマである「みんなが見て楽しいものをつくる」ことを表した展示空間になる。

新作《忍者とおばけ美術館》

《忍者とおばけ美術館》(c)INOUE Ryo 2018

巨大な展示空間一杯に井上のアニメーションが映し出され、井上が生み出したキャラクター、忍者Bと忍者C、そしてマチルダ先輩が登場する。展覧会タイトルのとおり、夏休みに子どもから大人まで楽しめる作品になっている。