『第103回二科展』が六本木・国立新
美術館で開催

『第103回二科展』が、2018年9月5日(水)~9月17日(月)まで六本木・国立新美術館で開催される。
二科展は、1914年(大正3年)文展(文部省美術展)の洋画部に対して新進作家たちが「第二科」の新設を働きかけたが実現できなかったことに伴い、有志が集い日本洋画の革新をめざして結成されたことに始まる。
20世紀の初頭から日本洋画界の先駆けとして「流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する」ことを信条に1世紀におよぶ歩みを続けてきた。この間、常に時代の新傾向を吸収し、洋画界の黎明期から多くの著名な芸術家を輩出。
二科会の活動に参加した主な作家は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出楢重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。また海外からは、ジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ヴァン・ドンゲン、ヴィヤール、ボナール、ブールデル、ザッキン、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、多彩な顔ぶれが出品した歴史がある。
今年も、9月に国立新美術館において『第103回二科展』を開催。本展開催後は京都、大阪、広島、鹿児島、福岡の各都市で巡回展を予定している。

アーティスト

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。