前山剛久、小松準弥、佐伯亮らが出演
 児童文学「妖怪アパートの幽雅な日
常」がコミック化、アニメ化に続いて
舞台化が決定

香月日輪原作の児童文学「妖怪アパートの幽雅な日常」(講談社刊)が、2011年のコミック化、17年のテレビアニメ化に続き、来春19年1月に舞台化されることが決定した。
原作小説『妖怪アパートの幽雅な日常』は、本原作はシリーズ累計580万部を発行し、第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞した児童文学。2003年から2013年までに本編全10巻、外伝1巻を刊行、11年からは漫画家・深山和香によってコミック化され、現在も月刊少年シリウス(講談社刊)誌上にて連載中の妖怪ファンタジー作品だ。その魅力あるキャラクターと人情味あふれるストーリー展開は時代を越えて愛され、17年にはアニメ版が放送。今もなお新たなファンを増やし続けている。
(c)香月日輪・深山和香/講談社
出演には、いま話題を集める舞台『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』シリーズでも共演した3名のキャストが決定。主人公の高校生・稲葉夕士に、TVドラマ✕舞台『御茶ノ水ロック』、『刀剣乱舞』の新作公演などで注目され、舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-』の出演も控える前山剛久、その親友の長谷泉貴役は、故・蜷川幸雄演出の『ロミオとジュリエット』でデビューし、今年の「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」にも出演の小松準弥、スタイリッシュで美男の霊能力者・龍さん役を、坂口安吾の名作『白痴』の舞台で好評を博し、ほかドラマ、バラエティ、CMと活躍の場を広げる佐伯亮が演じる。
本作は妖怪ファンタジーの体裁を持ちながら、心優しくもクセの強い入居者たちとの交流を通して、主人公の心の成長を描いていく青春ストーリーだ。上演台本には、脚本家、演出家として注目が集まる気鋭の谷碧仁、演出には劇団「エムキチビート」を主宰する期待の若手演出家・元吉庸泰を迎え、来春新たなライブコンテンツが誕生する。
<あらすじ>
三年前に両親が他界し、伯父の家に引き取られた稲葉夕士16歳。高校からは寮に入り自立して……と思った矢先、寮が火事で焼けてしまった! なんとか探し出したアパートは、家賃2万5千円(!)という破格物件。だがそこにはオバケや妖怪が出るという……。詩人、画家、骨董屋、除霊師、霊能力者、そして幽霊や妖怪など、人情味あふれる「クセ者」入居者に囲まれて、夕士のフツウの!? 高校生活が始まる。夕士の目線で描かれる、妖怪との日常を通して無くしていたものを取り戻していく心の成長物語。

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