宮里優作や今平周吾も！ 11/29開幕の
JTカップに役者が集う

『第55回ゴルフ日本シリーズJTカップ』が11月29日（木）に、東京よみうりカントリークラブで開幕する。その出場選手に、今年の男子ゴルフツアーを締めくくるツアーにふさわしい役者が揃い始めた。

昨年の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』を制した宮里優作

今年は前回大会の優勝者であり、今季欧州ツアーを主戦場としている宮里優作を始め、初の賞金王を狙う今平周吾などそうそうたるメンバーが参加する。ツアー初優勝を飾ったばかりの選手も多く、ベテランと新しい顔ぶれの対決も楽しみだ。

10月の『マイナビABCチャンピオンシップ 2018』で初優勝を飾った木下裕太

11月の『三井住友VISA太平洋マスターズ 2018』で初優勝を飾った額賀辰徳

8月の『フジサンケイクラシック 2018』で初優勝を飾った星野陸也

今季ツアーでプロ入り11年目にして初優勝を飾った木下裕太や、同じくプロ入り13年目にして初優勝した額賀辰徳など、苦労人たちもJTカップ初出場を果たしている。現時点で最年少出場となっているのが、22歳の星野陸也だ。星野は『フジサンケイクラシック2018』で富士桜カントリー倶楽部での最多アンダー記録を更新し、完全優勝を飾った。今大会でも目が離せない存在となるだろう。

11月15日（木）の時点で出場選手のうち21名が発表されており、残る枠は9名。11月22日（木）に開幕する『カシオワールドオープン2018』の動向も含めて、残りの顔ぶれをチェックしたい。

初の賞金王を狙う今平周吾

昨年の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』で2位入賞したショーン・ノリス

そして、気になるのは、やはり賞金王の行方だ。『三井住友VISA太平洋マスターズ』を終えた時点で、賞金ランキング1位は今平周吾。2位のショーン・ノリスが約2432万円差で後を追っている。昨年は宮里がJTカップを制し、大逆転で賞金王になったが、今年もドラマが生まれるのだろうか？　誰が平成最後のJTカップを制し、そして誰が賞金王となるか。今年も『第55回ゴルフ日本シリーズJTカップ』から目が離せそうにない。